LOVE理論 7話では今田聡(大野拓朗)はヒロインの桐谷怜子(清野菜名)との関係を進め
ついにキスにまで至ることができ有頂天になっていました。
しかし、これが実は大きな落とし穴。
恋愛体育教師の水野愛也(片岡愛之助)に
お前はもうフラレている
と宣告されてしまいました。
恋愛ゲームで言えば、まさにBAD ENDまたはGAME OVERといったところでしょう。
しかし、ここで終わってしまっては意味がありません。
むしろ何が悪かったのかをはっきりとした上で今後の対策につなげることが大事なわけです。
そこで、「今田の何が悪かったのか」を詳しく分析したいと思います。
LOVE理論のアリアリ理論まで持っていくために必要だったこととは?
相手が確実に自分を好きになる条件。
それはアリアリ理論に従うと
相手と恋愛のCまで行き着くこと
でした。
ここで、AやB止まりであった場合、残念ながらDK心変わり理論により
相手の気持ちが一気に冷めてしまい、そこで終了してしまう可能性があるわけです。
しかしよくありがちなのは、いざCに入ろうとした時に相手から
続きは今度で
という言葉を受け入れてしまい、そこでストップしてしまうことです。
LOVE理論 5話の今田と怜子はまさにこの状態だったわけですが、
実は原作の「新装版 LOVE理論」でも水野愛也氏が
自らもこのトラウマを味わったと告白しています。
#なお、原作者の水野敬也氏がこの経験をしたかどうかは不明です。
結局、今田にはガッツキが足りなかったんですよね。
これは以前、持ち帰り三大理論の一つで表現が直接的で触れることのできなかった
LOVE理論でも語られていたことです。
ちなみに7話では今田は持ち帰り三大理論のうちタクシー理論だけを発動していました。
実はこの時点で今田が恋愛にガッツケなかった理由を見つけました。
やはり友達から恋人への発展はハードルが高すぎた
今田が怜子への恋愛にガッツキ切れなかった理由。
それは今田と怜子が既に友人関係にあったことです。
確かに「永遠のゼロ理論」で怜子に告白した今田はフラレずに済んだかもしれません。
しかし、これはあくまで告白への回答が保留されただけであり、
ここから保留が解除されるのは永遠に先である可能性があるわけです。
ここで友人関係にある相手がいきなりガッツイてきた場合を考えてみましょう。
実はタイミングを少し間違えただけで
何、こいつ色気づいてんだ
と気持ちが一気に冷める可能性が非常に高いんですよね。
確かに雰囲気を盛り上げるために今田は
- 触るな危険!触らせろ理論
- ごっこ理論
- タクシー理論
- バタンチュー理論
と様々なLOVE理論を怜子に発動しました。
しかし、怜子のどこかに「何か急に今田君が色気づいた!?」と困惑するところがあったわけですね。
結局、最後の最後でストップがかかり、
今田自身もそこで先に進めず、
後は怜子がDK心変わり理論を発動したことで今回の結末となったわけです。
恋愛において「友達から始める」ことがいかに厳しいかを思い知らされる内容でした。
怜子の変貌はピンチではなく、チャンス!?
7話の最後では怜子自身もすっかりグレてしまったようなのですが、
実はこれ、今田にとっては一つのチャンスかもしれません。
以前の清楚で可憐な怜子であればガッツクことに抵抗がありますが、
変貌後の怜子であれば、この抵抗は多少は低いんじゃないかと思われます。
とはいえ、怜子自身気持ちが冷めた今田を相手にするかどうかが不明ですし、
今田自身も今の状態の怜子に対する気持ちがどうなのかも微妙なところです。
まあ、8話では水野が元の怜子に戻すためのLOVE理論を見出したようですので、
それに期待ですかね。