後に天皇の料理番となる男・篤蔵(佐藤健)がパリに行くことができたのは
兄・周太郎(鈴木亮平)の尽力があったからこそでしょう。

旅行資金のことはもちろん、大学の恩師の桐塚尚吾(武田鉄矢)に
弟のパリでの紹介先を探してもらっていましたよね。

これで篤蔵がパリに行けない理由はなくなったといって間違いありません。

ところで気になるのは、
どうやって参百圓もの大金が用意できたのか?
ということです。

周太郎がこのお金を用意したのは間違いないわけですが、現在療養の身でしたよね。
当然働いて用意できる状況ではないはずです。

というわけで、周太郎が篤蔵の旅行資金をどうやって用意したのかを確認したいと思います。

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周太郎が大金を用意できた秘策とは!?

まずは、周太郎が6話で生存していたことにホッとしました。
再び、生きて篤蔵に会うことができればいいですよね。

となると、生命保険という予想は大外れです。
まあ、やはり当時そんなに普及していなかったものに
たまたま周太郎が入っていたというのも都合が良過ぎますよね。

ではどうしたか?というと周太郎は秋山家の長男という立場を使いました。

当時は長男が家の後を継ぐというのが習慣です。
もちろん、現在の秋山家の主人つまり篤蔵の父・周蔵(杉本哲太)は
まだ生存していますので相続はまだ先の話です。

しかし、ここで相続の前借りとして一部の土地を周蔵から引継ぎました。
その土地を売ることで資金を得たわけです。

とはいえ、下手をすれば周太郎は周蔵より先に逝ってしまう可能性があります。
そのため、周太郎だけではなく
弟の蔵三郎(森岡龍)も一緒に周蔵に頭を下げることで実現しました。

確かに本来なら周太郎が相続できないとなると弟の篤蔵に、と言いたいわけですが
篤蔵は秋山家から勘当された身。
そもそも、篤蔵本人に秋山家を継ぐ気はないでしょう。

そうなると後を継ぐのはその弟の蔵三郎、ということになるでしょうから
周太郎だけではなく蔵三郎も承諾したことであれば周蔵に断る理由はないわけです。

周太郎がそこまでして周蔵のパリ行きに拘った理由とは!?

ここまでして篤蔵のパリ行きを強く後押しした周太郎。
その理由が気になるところですよね。

とはいえ、周太郎がパリ行きの話を知ったのは
実は篤蔵が秋山家を勘当された後のことです。

最初は俊子と東京で食堂を開くためにお金を工面してほしいと言っていたのに
いきなりパリに行くからお金をくれとは全く何というバカ息子だ。

そんな周蔵の愚痴に近い話から周太郎は篤蔵がパリ行きを希望していることを知りました。

一方、周太郎は日に日に病状が悪くなり、
復学も絶望的であることを悟っていました。

そんな中、世の中を呪うようになった自分に強い嫌悪感を覚え
篤蔵の夢を叶えること
で自分自身が救われることを希望したわけです。

篤蔵への手紙にも
これは単なる自己満足かもしれない
と書き綴っていましたよね。

もちろんこのことで周太郎も多少は救われたところはあるかもしれません。
しかし、できることなら
さらに幸せな終わり方を周太郎には迎えて欲しいと願うのは私だけでしょうか?