7/19から放送開始の日曜劇場「ナポレオンの村」。

1万円というあり得ないお祭りの予算の中で
「スーパー公務員」浅井栄治(唐沢寿明)が取った秘策。

それがスカイランタン(天灯)です。

もちろん、スカイランタン自体は浅井自身が編み出したわけではありません。
浅井がどこかのスカイランタンの記事を見て
ドラマの舞台である星河市神楽村に合ってると判断したわけです。

確かに世界の各所で見ることができるスカイランタン。
発祥は一体どこなのでしょうか?

実はスカイランタンの起源はなんと三国志の時代にまで遡るようなのです。

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ナポレオンの村の祭りで使われたスカイランタンって何?

といっても
スカイランタンって何?
と思う方も多いでしょう。

まずは実際のスカイランタンの映像を見てみましょう。

テレビで見たことある人もいるかと思いますが、
単純に言えば大型の紙袋を熱して夜空に飛ばしたものがスカイランタンです。

実は熱気球の元祖とも言われており、
スカイランタンの浮く原理は熱気球とほぼ同じです。

もちろん、単純に紙袋を熱して燃やしてしまったり、
熱した空気が紙袋の外に逃げてしまってはは全く意味がないため
そこは針金なり竹ひごなりで形を固定しておく必要があります。

真っ黒な夜空に浮かぶ多数のスカイランタンはまさに絶景といってもよいでしょう。

スカイランタンの起源は?

スカイランタンはまたの名を天灯(てんとう)と言います。

実は諸説あり、起源は明らかになっておりませんが
かつて三国志の舞台となった三国時代にこの天灯が使われたという伝承があります。

具体的には蜀の軍師 諸葛亮(諸葛孔明)が平陽で魏の司馬仲達の軍に包囲され、
絶体絶命のピンチのときに救援を要請するためにこの天灯を使ったそうです。

この伝承から天灯のことを孔明灯とも呼ぶことがあるようですね。
スカイランタンの1話だけ見ればドラマの名前は「ナポレオンの村」ではなく、
「孔明の村」のほうが合ってるかもしれません。

まあ、三国志を世界観を使ったドラマは既にこういうものがあるのですが・・・。

結局のところ、スカイランタンの発祥当時は祈祷儀式の道具ではなく、
戦争時の連絡手段に使われていたという記録が三国時代以外にも残っているようです。

スカイランタンって今はどこで使われている?

こちらで確認する限り、現在スカイランタン(天灯)が使われているのは
中国、タイ、ポーランド、イギリス、そして日本です。

目的はどこも祈祷儀式の用具として使われているわけですが、
もちろん、各地によってその祈る内容は微妙に異なるようです。

同じスカイランタンで祈祷内容が異なるというのはよく考えて見れば奇妙な感じですが、
不思議とそれぞれの目的に違和感なく溶けこむのがスカイランタンの不思議なところですね。

しかし、よく考えて見るとスカイランタンは燃えたロウソクごと空に飛ばしています。

火事にならないの?
と素朴な疑問を覚えた人もいるでしょう。

残念ながらスカイランタンは火災の危険性を否定することはできません。
国によってはスカイランタン自体禁止されているところもあります。

日本の各地でスカイランタンを飛ばす祭りはあるのですが、
個人でスカイランタンを飛ばすのは安全上を考えるとちょっと厳しいかもしれませんね。

追加情報(2015/8/10)

ナポレオンの村の公式ページでスカイランタンの撮影のことが書かれていました。
やはり、現在では消防法によりスカイランタンは原則禁止のようですね

どうやら、第1話のスカイランタンの撮影では
ドラマでは決して見ることができない舞台裏が多くあったようですね。

本来であれば、ドラマ放送期間中にこのような
例えば、実はスカイランタンにはワイヤーを付けてあってCGで消していた
とか、タネを明かすようなことは滅多にしないでしょう。

少し番組の本気度が見えるエピソードでしたね。