ナポレオンの村といえば、
主人公の浅井栄治(唐沢寿明)の奇抜な発想により
東京の限界集落に数々の奇跡を生むお話というイメージがありますよね。

しかし、その裏で一人忘れてはいけない人物がいます。
それは浅井の「後輩」の戸川真人(山本耕史)。

何の後輩なのかはあまり明らかにされていませんが、
戸川の幅広い人脈と知識が浅井の発想の実現化に
多大な貢献をしている事実を忘れてはいけません。

2話では洋吉(谷隼人)が作る「神楽米」を
一躍ブランド米にすることに成功しました。

そこで神楽米の美味しさを証明するために戸川が
美味しいお米がわかる人工衛星
なるものを提案していましたよね。

一体お米と人工衛星にどんな関係があるんでしょうか?

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人工衛星でお米の美味しさがどうやってわかる?

ドラマ「ナポレオンの村」では以下の2点でお米の美味しさを判断していました。

米に含まれるタンパク質の量

お米の美味しさの一つの指標。
それはお米に含まれるタンパク質の量です。

ちなみにドラマ「ナポレオンの村」の説明で聞き取れなかった人もいるかもしれませんので、
念のため言っておきますが、お米のタンパク質は少ないほうがいいです

栄養分から考えればタンパク質は多いほうがよいと思われがちですが、
実はお米の場合タンパク質の量が多いと吸水性が下がるため、
炊きあがりが硬く、食感もバサバサしてしまい美味いと感じにくいんですよね。

以前は、この情報を知るためには実際に見て歩いたり
農家の人に直接聞いたりと手間と時間がやたらかかっていました。

しかし、これをなんと人工衛星で観測することができるようになったわけです。
キーワードは「植生指数」。

植物の性質として
元気な(タンパク質が多い)葉は可視光と近赤外線に強く反応します。
この性質を使い、広い範囲で一気に観測できるようになったわけです。

ちなみに神楽米のタンパク質の量は新潟の魚沼産コシヒカリとほぼ同じ量。
浅井が神楽米のおにぎりを「美味いっ!」と絶賛していたのは
決して空腹の極限にいたわけでもなく、
周りの景色に影響されたわけでもなく、
純粋に神楽米そのものの美味しさから来ていたわけです。

土の質、農薬使用有無

お米に限らず、
おいしい水とおいしい土からおいしい農産物ができる
というのは一部の例外はありますがなんとなく納得できますよね。

星河市神楽村の水のおいしさは言うまでもありませんが、
土はどうなんだろう?
というのは確かに気になるところです。

ドラマでは人工衛星を使い、土の質及び農薬の使用有無を確認していました。
結果、洋吉の田んぼは農薬未使用であることが証明され、
さらには土質もかなり良質であることが分かりました。

実際にはハイパースペクトルカメラを使い、
これを分析しようとしている研究はされています。

「研究中」ということで察した人もいるかもしれませんが、
私が知る限りは
残念ながらまだ実用段階ではないようですね。

「ナポレオンの村」の設定は実は今よりちょっとだけ未来の話なのかもしれません。