8/9放送のナポレオンの村 3話では本当に「滝壺レストラン」を作ってしまいました。

レストランのシェフは
神楽村のレストラン「キッチン幸恵」の店主である東山勝己(梅沢富美男)。

食材は2話で一躍ブランド米となった洋吉(谷隼人)の神楽米と
「山菜ソムリエ」であるキヨ(五月晴子)とタミ(茅島成美)が厳選した山菜、
そして、神楽村の天然水です。
※神楽米については結局出すことができなかったわけですが・・・。

しかし、ここで問題なのはお金です。
当然レストランのテーブルやイスはもちろん、その他のセットを用意するのに
村人の人にただで働いてもらうわけにもいきません。

少なくとも、材料費については何とかしないといけないですよね。

しかし、ここで主人公の浅井栄治(唐沢寿明)は
経営コンサルタントの戸川真人(山本耕史)の協力を得て、
ある秘策を使います。

それがクラウドファンディングです。

「ナポレオンの村」のドラマ上では、
インターネット上の画面で自動的にお金が増えていくのが見えたのですが、
実際のところ、クラウドファンディングとは一体何なんでしょうか?

スポンサーリンク

クラウドファンディングって何?

クラウドファンディング(Crowdfunding)とは簡単に言えば
インターネット上で出資を募ることです。

実は出資を募る、つまりお金を集めるということは昔から行われていました。
しかし、その場合は出資を募る相手は資産家。

さらには見ず知らずの他人にいきなり
会社を作るのをお金を出してください
と言って出してくれるというのはよほどのお人好しでない限りあり得ないでしょう。

そのため、税理士などある程度の専門家に間には言ってもらう必要があるなど
かなりハードルが高い話だったんです。

それがクラウドファンディングだと話が大きく変わります。
まず出資を募る相手はインターネットを使うことから不特定多数です。

もちろんお金を持っているに越したことはないのですが、
小額でも出資ができるため一般の人にも出資できます。

また、クラウドファンディングの場合、現在いくら出資しているかというのが
ほぼリアルタイムで分かります。

なので
他の人も出資している
という安心感からか出資の抵抗が軽減されるわけです。

クラウドファンディングで本当にお金は集まるの?

とはいえ、結局のところ
お金を集めること
がクラウドファンディングの本来の目的です。

インターネット経由だからといって、
誰でもお金を出してくれるわけはないですよね。

実はクラウドファンディングには3つの種類があるんです。

  • 寄付型
  • 投資型
  • 購入型

「寄付型」については出資者が一方的にお金を支払うだけなのですが、
「投資型」と「購入型」は必ずリターン、つまり見返りが発生します。

「投資型」についてはお金が何倍かになって返ってくるというもので、
「購入型」については物品、サービスなどの権利が得られるというものです。

日本の場合は法律上の問題もあるため、
「購入型」がかなり多い割合を占め、それに「投資型」も存在している
というのが現状です。

確かに何らかのリターンがあり、
さらにはそのリターンが希少ということになれば
思わず出資したくなってしまいますよね。

クラウドファンディングはどこでできる?

ここで2つのクラウドファンディングのサイトを紹介したいと思います。

日本クラウド証券

※2015年8月現在、関東財務局の行政処分のため業務停止中です。
投資型のクラウドファウンディングです。

サイトを見たところでは
不動産担保ローンや中小企業支援型ローンなどの資金集めに
クラウドファンディングを使っているようです。

金額を見ると1億に達しているものも結構ありますね。

kickstarter

主に購入型のクラウドファウンディングを扱っているようです。

最近話題になったのは過去にセガ(現 セガゲームズ)が開発・販売した
かつての据置型ゲーム機ドリームキャストの超大作「シェンムー」の続編の開発費を
クラウドファンディングで集めたことです。

シェンムーは1999年の発売当時に「早すぎる名作」とも言われ、
続編のシェンムーIIと合わせて100億円近くの開発資金を投じたにも関わらず、
出荷・販売本数が振るわなかったために未完となってしまった作品です。

この時は据置型ゲーム機のシェアはプレイステーション2に取られてしまい、
かなり劣勢であったため、致し方ないところではあるんですよね。

とはいえ、シェンムー自体は未完でありながらも世間からの評価は非常に高く、
あの映画監督のスティーブン・スピルバーグさえも絶賛したほどです。

ということから、続編は強く望まれていたわけです。

そのシェンムーの続編「シェンムー3」の開発資金を募ったのがこのKickstarterでした。
出資のリターンはゲームのアンケートの権利から始まり、
超レアなシェンムーグッズまで。

そして、目標額100万ドルでスタートしました。
するとなんと僅か1時間42分で目標額に達したというから驚きですよね。

結果としては当初の目標を大きく上回る633万3295ドルでした。
さすがにシェンムー、シェンムーIIの制作費100億円、というわけにもいきませんでしたが
シェンムー3の開発が本格的に動き出すことは間違いないでしょう。

現在は出資金の募集は終わっているようですが、
シェンムー3のKickstarterのサイトについてはこちらをご覧ください。

今回、滝壺レストランのクラウドファンディングは「購入型」なのか
「投資型」なのかは明らかにはされていませんが、
無事に目標額に届き、オープンにこぎつけることができたわけですね。