ナポレオンの村 6話が終了し、
残すところ最終話の7話だけとなりました。

神楽村廃村計画は完全になくなり、浅井の口からは

この村はもう大丈夫だ

という言葉がこぼれました。

浅井が神楽村から去るときも刻一刻と近づいてきたわけです。

ここで、神楽村廃村計画についてもう一度おさらいしたいと思います。

この計画を推進していたのは星河市長の福本純也(沢村一樹)、
そして、国会議員の國枝雄一(大和田獏)でした。

しかし、福本でさえ知らない神楽村廃村の目的があったことが6話で明らかになりました。

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なぜ、福本は神楽村を廃村しようとしていたのか?

星河市で抱えていた問題、それは限界集落でした。

ナポレオンの村の番組公式ページでの星河市の案内を見ると、星河市の構成は

  • 星河市内
  • 荒鷲(あらわし)村
  • 田篭(たごも)村
  • 神楽(かぐら)村

といった、発展した市街地の周りに3つの村が存在している形となっています。

荒鷲村のブランド桃「桃京玉」、田篭村の高級竹材「篭竹」に比べて
特に特色がなかったのが神楽村でした。

人口の半数は65歳以上で村民の年収はわずか87万円。
まさに限界集落という言葉がピッタリ当てはまる村だったわけです。

とはいえ、人が住んでいる以上は市の行政サービスを届ける必要があります。

結果、神楽村の存在が星河市の財政を逼迫しているということは明らかでした。

そんなときに福本に近づいてきた代議士がいたのです。
彼こそが國枝でした。

国会議員だった福本の父とは旧知の仲だったという國枝。

そんな國枝が持ちだしたのは
神楽村を廃村にし、村の跡地を産業廃棄物処分場の用地とする
ことでした。

確かに神楽村を廃村にすることで神楽村にかかっていた市の負担がなくなります。

さらには産業廃棄物処分場を星河市内に建てることで
多額の補助金から国から入ってきます。

星河市にとってはまさに一石二鳥の話です。
結果、福本はこの國枝の話を受け入れることになったわけです。

福本が知らなかった國枝の真の目的とは?

福本には親友の息子を助けるため、として持ちだした神楽村廃村計画。

しかし、國枝には別の目的がありました。
それは多額の裏金でした。

産業廃棄物処分場の用地確保の目的は共通しているわけですが、
國枝にとっては用地を確保してからのことが重要でした。

どうも、國枝はとある建設業者と癒着しており、
産業廃棄物処分場の建設が決まれば、
その業者に便宜を図ろうとしていたのです。

正直言えば國枝にとっては廃棄物処分場の場所はどこでもよかったのです。

ただ、単純に知り合いの息子が限界集落のある市長を務めていることを知った
國枝はそれを利用しようとしていただけだったのです。

神楽村廃村計画はなぜ行き詰まった?

こうして進められた神楽村廃村計画。

当初は順調だったのですが、
あることをきっかけに計画は行き詰まることとなります。

それが浅井栄治(唐沢寿明)の星河市への赴任です。

浅井の村興しの成果により、
神楽村は世間から注目されていきます。

観光地へと発展していき、移住者も増え始めた神楽村。
かつての当初の限界集落の姿はそこにはありませんでした。

ここで神楽村を廃村する、ということになれば自分のクビが飛びかねません。
そんなリスクを負ってまで市長は神楽村廃村を進めることができなかったのです。

策に溺れた國枝の末路とは!?

國枝は身動きが取れなかった福本に圧力をかけ、
何としてでも廃村計画を進めるように言います。

ブレずに動くことが一番重要だ
國枝は福本にもっともらしいことを言っていましたが、
裏では裏金取得のチャンスが失われることを強く恐れていただけでした。

國枝はそれでも計画を進められない福本を切り捨てることを決めます。

まず、部下に命じて神楽村の中傷記事をインターネットに公開します。
そして、神楽村の評判をどん底まで落としたところで、
今度は中傷記事のリーク元は福本市長という情報を流したのです。

こうして、國枝の思惑通り神楽村と福本は窮地に立たされることとなります。

しかし、実は浅井はこの事態を読んでいました。
岬由香里(麻生久美子)、そして「キタさん」こと喜多文夫(岩松了)を
ある人物の元に向かわせます。

その人物は國枝の補佐をしていました。
由香里と喜多の必死の説得により、
國枝の指示で神楽村の中傷記事を流したことを公に伝えます。

かくして、裏金の機会だけでなく政治生命まで失うこととなった國枝。
策士、策に溺れる
とはまさにこのことですよね。