愛の歌 前編では雄司が表参道高校を退学し、
本格的に愛の歌にとりかかるまでをまとめました。

ここで問題になったのが、
8ミリの雄司の愛の歌と退学後の雄司の行動に整合性がとれない
ということです。

まずはこの矛盾点から解決していきましょう。

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実は「愛の歌」は未完成の歌だった!?

8ミリのシーンは雄司が表参道高校に在学していた頃のシーンです。
ここで歌っているのは明らかに「愛の歌」です。

なぜ、退学した後に「愛の歌」の曲作りをしているんだろう?
と疑問に思っていました。

実は8ミリのシーンで雄司が披露した「愛の歌」は未完成だった
ということであれば2つはつながります。

元々は美奈代のために作った愛の歌。
雄司は完成を待てずにプロトタイプ版を学校で披露したというわけです。

確かに9話で有明が8ミリの愛の歌を譜面に起こした時に真琴に
最後がなんか中途半端だ
と言っていました。

このことから愛の歌は未完成だったと予想されます。

まあ、真琴は話を最後まで聞かずに早く両親に聞かせようと
音楽準備室を飛び出してしまいましたが・・・。

ところが、曲が完成する前に雄司は例の暴力事件を起こし
表参道高校を退学してしまいました。

結果、雄司は完成した「愛の歌」を美奈代に聞かせることができなかったわけです。

もちろん、あの8ミリのシーンは雄司が表参道高校に復学して、
改めて美奈代に聞かせたもの、という可能性も考えました。

しかし、美奈代の回想シーンでは既に雄司が美奈代を中心に学校の生徒たちに
「愛の歌」を聞かせる場面が残っていましたよね。

だとすると、既にその時点では未完成ながら曲という形で「愛の歌」が存在していた
ということになります。

「愛の歌」は雄司からどのようにして美奈代に伝わったのか?

雄司は自分探しの旅の中、一人海岸で「愛の歌」を完成させるために活動していました。

たまたま、海岸で知り合った釣り人たちに
もっと大勢の前で演奏したらどうだ?
と声をかけられましたが、雄司はやんわりと断っていましたよね。

あれば「愛の歌」は美奈代のための曲
という雄司のこだわりがあったからといえるでしょう。

ここまで見ると「愛の歌」は雄司一人で完成したように見えますが、
実はここから美奈代も関わってきます。

美奈代は雄司のいない表参道高校と合唱部での生活に
意味を見いだせないほどに落ち込んでいました。

最初は美奈代にとって、雄司は学校の問題児であり、
ちょっと鬱陶しい存在でした。

それが、次第に近い関係となっていき、
ついにはお互いになくてはならない存在となっていたのです。

しかし、
君を愛する資格はない
という言葉を残し、雄司は突然美奈代の前から立ち去ってしまいました。

学校の帰り道では雄司との騒がしくも楽しかったことを思い出し、
自然に涙がこぼれてしまうほどです。

そして、美奈代は雄司に手紙に書くことを決心します。

そのときに美奈代の父・万歳に渡された複数の封筒。
実は雄司から送られたものでした。

しかし、封筒に入っていたのは単なる手紙ではなく雄司の手書きの譜面でした。
これが「愛の歌」の譜面だったのです。

そして、再び表参道高校で再会しようというメッセージが
そこには付け加えられていました。

ここから美奈代と雄司は手紙でのやり取りを何回か交わしました。
その間に「愛の歌」の完成度も上がり、最終形に至ったわけです。

だとすると美奈代と雄司以外は完成形の「愛の歌」を知らない
ということになります。

実は、完成形の愛の歌は特別公演「愛の歌」でその全貌が明らかとなります。

ちなみに「愛の歌」は表参道高校に伝わる伝説の歌というわけではなかったのですが、
この特別公演「愛の歌」は表参道高校を救った伝説となります。

※その他、表参道高校合唱部!最終話(10話)のネタバレ情報はこちらをご覧ください。