※小説「下町ロケット」の原作ネタバレ情報です。

日曜劇場「下町ロケット」6話は最終テストである水素エンジンの燃焼実験が始まります。
そこで発生したバルブの動作不良。

富山を筆頭に帝国重工の研究者達は
佃製作所のバルブが悪い
と決め付け、佃製作所の航平、山崎達に暴言を吐きます。

もちろん、佃製作所側も言われたままで黙ってはいられません。

結局、佃製作所に全く否がないことが明らかとなります。

ここでは佃の無実を勝ち取るまでの一部始終を紹介したいと思います。

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燃焼実験の失敗までの一部始終は?

宇宙航空部本部長の水原重治(木下ほうか)の判断で
品質テストの管理者は富山敬治(新井浩文)から財前道生(吉川晃司)に戻りました。

富山は今まで最低でも佃の特許使用許可に拘るあまり、
落とすこと前提でテストを進めていました。

それでは佃製作所との取引は厳しいと水原は判断したのです。

佃航平(阿部寛)と山崎光彦(安田顕)は財前に案内され、
帝国重工の実験室に向かいます。

そして、燃焼実験が始まりました。
水素エンジンの点火から150秒が経過したその時、異常が発生します。
バルブが異常数値を示していたのです。

エンジンは緊急停止され、燃焼実験は失敗に終わったのです。

原因はやはり佃製作所!?航平は終始劣勢に立たされ・・・

燃焼実験の翌日、筑波の帝国重工研究所の会議室では
実験失敗の原因究明が行われていました。

しかし、その会議は単なる佃製作所の吊し上げとも言える内容でした。

富山は佃のバルブに問題がある、との一点張りで佃製作所側の意見に
聞く耳を持たなかったのです。

佃製作所側は十分に検証を行っていました。
その時全く問題は発生しなかったのです。

そのため、航平はバルブには全く問題ないことを主張し、
他の原因について検証させてくれ、と富山に申し出ます。

しかし、富山はそれを聞き入れず
他人のせいにしないで、自分の非を認めろ
と航平に暴言を吐きます。

さらには帝国重工の古参の研究者の近田も富山に乗っかり
民生品レベルで考えていないか
と言い出します。

佃製作所と帝国重工の意見は真っ向から食い違い、
平行線をたどっていました。

これを見かねた財前は佃製作所に

納得の行くまで(検証を)やってもらいたい

と伝え、場を収めます。

もちろん、富山は財前の言葉にあからさまに不快感を示すのでした。

バルブに謎の痕が!?これが実験失敗の原因?

筑波からの帰り道、山崎はイヤな話を聞いたと航平に伝えます。

その話とは
燃焼実験の失敗の原因が佃製作所のバルブとなった場合、
数億円規模の実験費用を佃製作所に補償させる
という内容でした。

もちろん、バルブの採用取り消しも当然あるでしょう。

窮地に立たされた佃製作所は連日徹夜で検証にとりかかります。

しかし、検証範囲はバルブだけではなくその他の部品も含まれます。

これは佃製作所側から言い出したことですなのですが、
検証作業は複雑となり、長期に及ぶことは明らかでした。

そんな状況で検証開始から3日がたっても全く進展が見られない中、
再びバルブを調査した航平はあるものを見つけます。

バルブの内部にかすかながら何かが擦れた跡があったのです。
しかし、その「何か」は既にバルブ内部には残っていません。

その「何か」が航平は非常に気になりました。
そしてバルブに痕をつけた物質の特定を行うことにします。

原因は意外なところに!?帝国重工の面目丸つぶれ!?

航平はバルブと他の部品をつなぐパイプに目をつけます。
そしてパイプのフィルタにある物質が付着していることが判明しました。

その物質は二酸化ケイ素でした。
水素エンジンが燃焼する過程では二酸化ケイ素が発生することはありません。

となると、二酸化ケイ素は異物となり、
バルブの誤作動を引き起こす可能性があるのです。

そして、この二酸化ケイ素が実験失敗の原因となりうる
決定的な状況証拠が明らかとなります。

それは
機能テストでは異常が出なかった
という事実です。

実は燃焼実験と機能テストでは一つだけ条件が異なっていました。

それは機能テストでは佃製のパイプを使っていたことです。

フィルタ製造時に発生する二酸化ケイ素が
バルブの動作に影響を及ぼす可能性を知っていた航平は
パイプを作る際に特に気を使っていました。。

一方、帝国重工の研究者達は二酸化ケイ素のことを知らず、
結果、帝国重工製のパイプのフィルタからは
二酸化ケイ素が完全に取り除かれていなかったのです。

結果、予備パーツのパイプにも二酸化ケイ素が付着していました。
帝国重工側に原因があることは明らかです。

フィルタの担当は先程「民生品」暴言を吐いた近田でした。

近田は
あくまで推測の話だ
と自分の非を全く認めようとしませんでした。

しかし、財前はこの事実を知ると近田にこう言います。

発言だけは立派だな、君。

だが、せめて自分のミスぐらい、素直に認めたらどうだ

つい先日帝国重工が佃製作所に放った暴言。

結果としてそれがそのままブーメランとして自分自身に返ってくることになったのでした。

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