帝国重工の全社をかけて進めてきた「スターダストプロジェクト」。
藤間社長肝いりのプロジェクトということで数百億の予算を投じた超巨大プロジェクトです。

そんな「スターダストプロジェクト」で大前提とされたのが
水素エンジンロケットの完全内製化
でした。

しかし、スターダストプロジェクトを完了させるには
どうしても佃製作所のバルブシステムが必要でした。

このため、宇宙航空部部長の財前が藤間を説得することになります。

果たして、「完全内製化」の前提を覆すほどの財前の秘策とは一体何でしょうか?

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藤間が完全内製化に拘った理由とは?

元々は帝国重工社長の藤間秀樹(杉良太郎)を説得するのは
宇宙開発部本部長の水原重治(木下ほうか)の役割でした。

しかし、水原は「完全内製化」を社長が主張している以上、
どうやって藤間を説得したらよいのか悩んでいました。

そんな時、部下である財前道生(吉川晃司)が
自分が社長を説得する
と申し出ます。

財前は藤間の経歴を調べた結果、あることに気が付きます。
藤間があくまで内製化に拘った理由が財前には分かったのです。

しかし、この時財前は水原に
7年前の打ち上げ失敗に藤間と佃航平(阿部寛)
が結びついているということだけを伝えます。

この言葉を聞いた水原は財前に藤間の説得を任せることにしたのです。

財前は藤間をどうやって説得した?佃航平との関係は!?

財前はなぜ藤間が内製化に拘ったのかを考えました。

その背後には
国際競争力に帝国重工が勝つ
という本当の理由があったのです。

佃製作所の社長の佃航平はかつて7年前に打ち上げ失敗したロケットの
エンジン「セイレーン」の開発主任でした。

このときに採用した水素エンジンは世界最先端と言われるほどの技術でした。
その開発者である航平はまさに水素エンジンのスペシャリストと言っても
過言ではありませんでした。

7年前のロケット打ち上げは確かに失敗に終わりましたが、
周りが責任の擦り付け合いをしている中、
航平だけはなぜロケットの打ち上げに失敗したのかが分かっていました。

そして、佃製作所でバルブシステムに特化した研究開発を続け、
完成に至ることができたのです。

ロケットエンジンを知り尽くした人間が開発したバルブシステムですから、
当然これを超えるバルブシステムを作るには何年かかるか想像できません。

それは競合他社も同様です。

この切り口で財前は藤間を説得しようとしました。

これに対して、藤間は佃製作所のバルブを採用しなかった場合のデメリットを聞きます。

すると、競争力が低下するどころか、競合他社に佃のバルブがとられれば
圧倒的な技術的優位な状況で宇宙開発戦略を進めるという計画自体が骨抜きになりかねない
という問題点を提示します。

財前の言葉を聞いた藤間は佃製作所の部品供給をついに認めたのです。

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