あさが来たのメインヒロインのあさの姉のはつは箏(こと)の演奏が得意でしたよね。

59話ではこのはつの琴に関するちょっとしたエピソードがありました。

前にはつとあさが二人で琴を演奏したのは
二人がそれぞれの家に嫁ぐ前の話でした。

本当にこれが最後になるかもしれない
そう考えると、はつとあさの箏の演奏シーンは感慨深いものがありますよね。

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惣兵衛の心残りとは?

話は57話に遡ります。

惣兵衛(柄本佑)は二八うどん屋で新次郎(玉木宏)と会っていました。

新次郎は趣味の三味線を鳴らしつつ、二人で酒を飲み歓談をしていたのです。

そんな中、話は山王寺屋について触れることとなります。
建物は既に取り壊され、すっかり更地になっています。

その中で井戸の跡だけで目立つように残っていました。

惣兵衛は井戸でのことを思い出します。
菊(萬田久子)の出しゃばりな対応で不満を持っていた惣兵衛が
数日家を空けることがありました。

そんな惣兵衛が久しぶりに家に戻るとなぜか井戸の底にはつ(宮崎あおい)がいたのです。
驚いた惣兵衛は慌ててはつを助けることにしました。

実はそのときのはつの笑顔で惣兵衛自身も救われたのです。

惣兵衛は

あのとき、あの暗闇から引っ張りあげてもろたのは、
ほんまはわしのほうやったのかもわかれへん

と当時のことを振り返ります。

そして、惣兵衛は新次郎の三味線を手に取りながら
大阪にたった一つだけ心残りがある
と新次郎に伝えます。

新次郎はそれが何であるのか、すぐに察しが付きました。

新次郎が突然の外出!こんな時でも美和のところ!?

はつと惣兵衛たち眉山家一同が和歌山に旅立つ日の前日のことです。

59話ではつは正吉とよのの計らいで藍之助を連れ加野屋にやってきます。

新次郎は藍之助と独楽(こま)遊びをしていました。
そんな中亀助(三宅弘城)が慌てて新次郎の下にやってきます。

新次郎は亀助から
例のお三味線の・・・
という言葉を聞くと、亀助の言葉を遮り
急用を思い出したとあさ(波留)に告げ、亀助とどこかに出かけます。

あさは
また美和(野々すみ花)のところか
と一旦は機嫌を損ね、愚痴をこぼします。

しかし、はつのフォローによりあさはすぐに機嫌を直し、
はつとの話に花を咲かせるのでした。

あさとはつ二人の琴の演奏再び

気が付くと夕方になっていました。

あさは琴をはつの前に差し出し、
久しぶりにはつの箏の演奏が聞きたい
といいます。

しかし、はつは
うちはもうよう弾かへん
あさの申し出を断ります。

実ははつの琴は山王寺屋が潰れるときに菊が売り払ってしまいました。

長らく箏を弾いていないこともあるのですが、
田畑を耕す毎日を送るうちにはつの手は繊細な指から
農家の働き手のがっちりとした指に変わっていたのです。

あさがしょんぼりとしていると、
廊下を走る足音が聞こえます。

新次郎が帰ってきたのです。
新次郎は手に大きな包みを抱え、
急いであさたちのもとにやってきました。

そして、その包みを広げます。
その中身ははつがかつて手放したはずの箏でした。

実は惣兵衛の心残りとは「はつの箏」だったのです。

はつが初めて山王寺屋に挨拶に来たときに演奏した琴。

惣兵衛の反応はいまいち薄いようにも見えたのですが、
実は惣兵衛はこのときからはつの琴の演奏が好きでした。

山王寺屋が潰れる際もはつの琴だけは手放したくなかったのですが、
菊が勝手に売り払ってしまったのです。

惣兵衛は仕事の傍ら、楽器屋を周りはつの琴を探したのですが、
見つけることができませんでした。

そこで新次郎の協力を得ようとしたのです。
結果、はつたちが大阪を発つ直前ギリギリで箏を見つけることができたのです。

はつは新次郎と亀助に心から感謝しますが、
新次郎は礼はいらないと答えたうえで、
ただ二人の演奏が聞きたくなった
と答えます。

こうして久しぶりにはつとあさの箏の演奏が始まります。

屋敷では新次郎、亀助のほか
うめ(友近)、ふゆ(清原果耶)が二人の演奏を聞いていました。
うめの目からは涙がこぼれます。

そして、外では大八車に寝転がった惣兵衛が久々にはつの琴の音を聞き、微笑むのでした。

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