野島伸司さん脚本の新ドラマということで話題になったドラマがあります。そのドラマ名は「OUR HOUSE」です。放送時期は2016年4月17日から6月12日の日曜日9時からでした。
日9ドラマといえばTBSの日曜劇場があり、非常に厳しい視聴率争いを繰り広げることになりました。
野島さん脚本のドラマといえば、非常に重い内容のドラマというイメージもありますよね。となれば、月曜日に向けて気持ちを切り替えようとしているところに鬱ドラマって大丈夫なのか?と心配になってしまいます。
しかし、野島さんの過去のドラマを見ると実は必ずしも鬱なわけではないことがわかりました。
さて、今回の「OUR HOUSE」はどんな内容なのでしょうか?
野島伸司の過去のドラマは?なぜ鬱展開?
野島伸司さん脚本で有名なドラマといえば、
- 高校教師(1993年)
- 家なき子(2003年)
などがありますよね。これらに共有することとしては、鬱で衝撃的な内容ということでしょうか。
最近放送された「明日、ママがいない」では各団体から猛抗議を受けるほど大反響でしたね。
※「明日、ママがいない」では野島さんが脚本を直接担当していたわけでなく、あくまで「脚本監修」です。
これらのあまりにインパクトのあるドラマの内容からいつの間に野島伸司作品=鬱展開というイメージが定着し、その鬱展開にファンができるほどにもなっています。
しかし、過去の野島さんの作品を見ると
- 愛し合ってるかい!(1989年)
- 理想の息子(2012年)
など必ずしもそうでもないものもあるんですよね。
※と言っても「理想の息子」は当初はもっと過激な展開になる予定だったのが急遽差し替えになった、という経緯はありましたが。
元々は野島さんは山田太一さんを目標とし、社会派のテレビドラマを書きたいという希望がありました。
そして、1992年の「愛という名のもとに」を皮切りに、社会の暗部を鋭く切り込む作品を手掛けるようになり、結果「鬱展開」のドラマが多めになったわけです。
ちなみに野島作品=鬱展開を定着化させたドラマは本人曰くやっぱり1993年放送の「高校教師」とのこと。まあ、「高校教師」はあまりにも衝撃的すぎましたからね・・・。
野島伸司の新ドラマ「OUR HOUSE」はどんな内容?やっぱり鬱展開!?
「OUR HOUSE」はホームコメディです。
ですので、鬱ドラマということではなさそうです。舞台は東京の下町です。
メインとなるのは大家族の長女と継母とのバトルです。
しかも、交際0日で再婚し、この継母がアメリカ人というあまりにも驚きの設定です。
前の母親は病気で亡くなっており、あまりにも早過ぎる再婚に子どもたちが反発するのも無理もないですよね。
野島さんのホームコメディドラマ。
果たしてどんな展開になるのかちょっと気になりますよね。