わたしを離さないでもとうとう3/18放送の第10話で最終回となってしまいましたね。

最終話では原作では語られないエピソードがかなり盛り込んでいる内容で
まさに見どころ満載でした。

そこでわたしを離さないでのネタバレの総まとめをしてみたいと思います。

まずは人類最初のクローンという衝撃の事実が発覚した
恵美子先生こと神川恵美子からです。

最終回では元陽光学苑の教師だった山崎次郎が久々に登場し、
山崎の口から意味深な一言が飛び出しましたね。

やっと夢が叶いましたね。

この台詞の意味とは一体何だったのでしょうか?

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わたしを離さないでで「提供」を拒否!?

「わたしを離さないで」の世界では「提供者」から
健康な臓器を「提供」してもらうことができます。

つまり、仮に何らかの命に関わる重病を患ったとしても
助かる可能性が非常に高くなったのです。

ところが最近になって、この「提供」に関して妙な現象が見られるようになりました。
実は高齢者たちが「提供」を拒否するようになってきたのです。

最終回ではこれを象徴するような1シーンがありました。

それは神川(麻生祐未)が病院で診察を受けるシーンでのことです。

車椅子が手放せないほど身体な不自由な神川に対して、
医師は「提供」を勧めます。

この医師の申し出に対して神川は
この私が・・・?
と嘲笑にも似た言葉を発します。

恵美子の場合はクローンである私が同じ他のクローンから臓器提供を受けるなんて
という意味もあるでしょう。

しかしそれだけではなく、
年老いた自分が他人を犠牲にしてまで生きながらえる
ということに抵抗があったというのも確かなわけです。

わたしを離さないでの山崎の「夢がかなった」という言葉の意味は?

この「提供」に対する心境の変化を踏まえた上で山崎(甲本雅裕)の

やっと夢が叶いましたね。

の言葉の真意について探ってみましょうか。

神川は自分と同じクローンが「提供者」という運命に
縛られていることを快くは思っていませんでした。

父の莫大な遺産を使い、神川が陽光学苑を創設したのも
「提供者」達に豊かな生活を送ることで
クローンでも外の人間と同じ人間らしい心が宿るということを示したかったのです。

しかし、「提供者」の恩恵を受けている外の人間にとっては、
クローンが自分と同じである
ということを認めようとはしなかったのです。

ところが、このクローンに対する認識も時代と共に段々と変わりつつありました。

実は「提供」の拒否に関しては高齢者だけはなく、
若い世代にも広まりつつありました。

段々と「提供者」という存在について世間でも疑問を持つようになったというのは
まさに神川が願っていたことだったのです。

神川自身もそんな状況を「クローンの逆襲」と言っていました。

「わたしを離さないで」の世界でも
「提供者」というものを必要としなくなるときが
すぐそこまで近づいていたのです。