5/31に放送のドラマ「重版出来!」(じゅうはんしゅったい)8話。
そのあらすじを原作をもとに紹介します。

実は伝説の漫画家・牛露田獏の話は前回7話で完結しておらず、
今回8話に続きました。

ということは
原作1話分を2回に分けた?
と考えてしまいますよね。

実は今回8話でもちゃんと原作の別の回の話が入っています。

そのキーワードとなるのが、
二人の新人漫画家 大塚と中田伯のスランプ
です。

一体、重版出来 8話で二人に何が起きたんでしょうか?

スポンサーリンク

重版出来 8話の原作は?

「重版出来!」8話の原作は単行本6巻の
第三十一刷 シンパシーとエンパシー
第三十二刷 ピカピカの勇気で進め!
です。

内容はやはり二人の新人漫画家が突然ネームが描けなくなってしまう
という話です。

一人は現在、週刊バイブスで「KICKS」を絶賛連載中の
人気新人漫画家・大塚シュート(中川大志)です。

大塚はエゴサーチ、つまりインターネットでの自分の評価を見てしまったがために
突然スランプに陥ってしまいます。

もう一人は中田伯(永山絢斗)です。
前回、7話では三蔵山龍(小日向文世)のチーフアシスタントだった
沼田渡(ムロツヨシ)が漫画を辞めてしまいましたよね。

それがきっかけで中田もまた、突然ペンが止まってしまいました。。

大塚に関しては副編集長の五百旗頭(オダギリジョー)の的確なアドバイスで
すぐに立ち直ることができます。

問題は中田のほうでした。
ついに三蔵山の妻・時枝(千葉雅子)に暴言を吐き、
三蔵山にもやや反抗的な態度をとるようになります。

※まあ、中田に関しては神原(松嶋亮太)のような悪意100%のものではなく、
純粋に漫画に対するこだわり故の行動ではあるのですが・・・。

結果、中田が再び立ち直るのは原作2話のラストあたりでした。
ここで一番の貢献を果たしたのはやはり主人公の黒沢心(黒木華)だったのです。

重版出来 原作で大野が立ち直った理由とは?エンパシーとシンパシー!?


実は、五百旗頭は大野にエゴサーチをすることを止めていました。

その理由は大野の「共感力」でした。

共感力とは大きく二つに分かれます。

  • エンパシー:相手の気持ちになって考える
  • シンパシー:自分に置き換えて考える

どちらも「共感」という言葉でくくられるものの実は使い方が違います。

エンパシーには単純に「相手の気持ちを考える」ということになりますが、
シンパシーは前提に「自分の気持ちは自分しかわからない」ということがあります。

なので、「自分に置き換える」必要があるわけです。

大野の場合はこのシンパシー、エンパシーがどちらも強い漫画家でした。
これは逆にいえば「周囲に影響されやすい」という一面もあります。

当然、大野の作品「KICKS」も誰もが絶賛するわけではなく、
ネガティブな発言をする人もいます。

「KICKS」に対するネガティブ発言とは
登場人物が全員いい人過ぎて現実味に欠ける
という内容でした。

大野は案の定、この書き込みにショックを受け
自分の漫画は実は全然面白くないのではないか?
とスランプに陥ったわけです。

五百旗頭は大野に共感力のことを話し、一週間休養することを勧めます。
しかし、大野は書き続けることを決意します。

その後、今までのスランプが嘘のように大野はあっさりネームを仕上げます。

大野は自分の「共感力」と向き合うことで再び漫画をかけるようになったのです。

重版出来 原作での中田のスランプの原因は?実は解決していない!?

一方の中田ですが、典型的なシンパシータイプです。

中田を一言で表すと言い方は悪いですが
人のことは我関せず
といったところでしょうか。

しかし、共感力が全くないわけではありません。

中田は誰よりも漫画の本質を見抜く力に長けています。
それは中田のシンパシーゆえなわけです。

実は五百旗頭は中田の
他者を理解しようとしない
ところが漫画家としての弱点になると心に告げます。

そんな中田がなぜスランプになったかというとその理由はやはり
沼田(ムロツヨシ)が辞めたことでした。

沼田は結局、漫画家デビューを果たすことはできなかったものの
そのたぐいまれな才能を中田は感じていました。

それゆえに
それほど才能のある人がどうして夢を捨てなければならなかったのか?
と一人思い悩んでいたのです。

しかし、そのことを中田は誰にも打ち明けることはありませんでした。

中田は「両親に捨てられた」という過去が一種のトラウマになっており、
今まで誰にも心を開いたことはありません。
それは三蔵山の家でも変わりませんでした。

結果、自分のために親身になってくれる時枝が逆に疎ましくなり、
ついには暴言を吐くに至ってしまうほどです。

※それでも三蔵山を始め、周りに「中田のことを責めないでくれ」と言う時枝が
さすが、といったところでしょうか。

三蔵山は中田に
憎しみを原点に漫画を描くのではいつか作品が止まってしまう
と忠告しますが、中田はその言葉すら聞き入れなかったのです。

中田は何とか気持ちの整理がつき、再び漫画を描くことはできたものの
根本的な部分については解決していないというわけです。

ただ、そんな中田にちょっとした変化が見える出来事がありました。

それは中田の連載が決まった瞬間でした。
中田は三蔵山や先輩アシスタントたちに「喜び」の感情を爆発させ、号泣したのです。

この後、三蔵山の計らいで中田は再び独立することになります。

これをきっかけに中田が飛躍すればよいのですが、果たしてどうなるでしょうか?