木村拓哉さん主演のドラマ「A LIFE~愛しき人~」のキャストについての記事です。A Lifeといえば木村拓哉さんを始め、竹内結子さん、浅野忠信さん、松山ケンイチさんとかなり豪華な顔ぶれですよね。

しかし、そんな中であまりに表には目立たないものの、脇を飾りながら、ドラマの底上げをする二人の名優さんがいることをご存知ですか?ここではそんなA Lifeのキャストでも「知られざる名優」さんについて紹介します。

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A Lifeの知られざるキャスト①田中泯


A Lifeの「知られざる名優」の一人目は田中泯(みん)さんです。田中泯さんはA Lifeでは木村拓哉さんが演じる沖田一光の父親・沖田一心役で登場しています。

まずは田中泯さんの経歴から見てみましょう。

1945年3月10日東京都出身、クラシックバレエ、モダンダンスを習得

1966年~ソロダンスを開始、国内外3000回以上公演し、独自の身体表現を追求

1985年~山梨県の農村に移住

2002年山田洋二監督「たそがれ清兵衛」で日本アカデミー賞・新人俳優賞受賞。この受賞以降、テレビや映画の出演が増える。

A Lifeで田中泯さんを見て「あ!この人か!」と思った方は結構多いのではないでしょうか。田中泯さんがドラマや映画で放つ存在感はかなり独特なので一度見ればかなり印象に残りますよね。

最近では2013年公開の映画「永遠の0」で田中泯さんは元海軍上等飛行兵曹・景浦大介を演じていました。この景浦は晩年、やくざになるわけですが、これが田中泯さんにかなりハマっていました。

田中泯さんの強い目力はまさに義理人情に厚いやくざの親分そのものといった感じで、一気にファンが増えたとも言われています。

経歴を見て気がついた人もいるかと思いますが、田中泯さんは本業はどちらかといえば俳優というよりはダンサーなんですよね。実は今でも小劇場で活動を続けているとか。

何と田中泯さんが小劇場でダンスをするときは俳優としての顔を隠すために、顔を布で覆って踊ります。このことについて田中泯さんは以下のように話していました。

自分の踊りにメッセージはなく、観客一人一人が自由に想像してもらえたらいい

つまり踊るときは田中泯として表現するのではなく、あくまで「ひとつの肉体」として表現するというわけです。田中泯さんの命そのものを表現しているストイックな生き方にも思わず感動してしまいますよね。

現在も山梨県の限界集落で自給自足の生活をおくる田中泯さん。古来より踊りとは農作業からきているので、農作業の中でも踊っていると言われています。畑の虫を見ていると生きることについて考えさせられるそうです。

田中泯さんはこのようにも話していました。

人と向き合わずに言葉だけが独り歩きする時代。
結果、言葉が武器になってしまう。
人と向き合って話せば、相手のことがわかる。
今でも重要なことは手紙を出し、直接話すのが私のスタイル

周りに流されずに自分の生き方を貫く田中泯さん。誰にも真似できないのオーラの原点はここにあるのですね!

息子を遠目から見守る頑固な優しい父親、ルールを守らない客を追い出す筋の通った店主、人生を背中で語る一人の人間…田中泯さんが演じる沖田一心は様々な顔で見る人を魅了してくれそうですよね。

A Lifeの知られざるキャスト②小林隆


A Lifeの「知られざる名優」の二人目は小林隆さんです。小林隆さんは檀上記念病院の事務長・真田孝行を演じています。

まずは小林隆さんの経歴から。

1959年8月20日埼玉県出身。
大学時代はヨット部で活躍。その後演劇の道へ。三谷幸喜主宰「東京サンシャインボーイズ」出身。

▼代表作

1994年~古畑任三郎シリーズ 役・向島音吉

2001年NHK大河ドラマ「新選組」役・井上源三郎

2016年NHK大河ドラマ「真田丸」役・片桐且元

最近の小林隆さんで一番記憶に新しいのはやはり「真田丸」の片桐且元役でしょう。一生懸命なのにそれが全部裏目に出てしまうという…、非常に残念な人でした。その残念さは「ずっこけ且元」という異名が付くほどでした。

とはいえ、史実の片桐且元がそこまで残念な人物だったか、というとそういうわけではないそうです。実際に「真田丸」の人物設定では片桐且元のキャラについて「史実か脚本か」ということで脚本家の三谷幸喜氏さんと一緒にかなり悩んだそうです。

結局は三谷さんの英断(?)で脚本優先ということになり、あの「ずっこけ且元」が誕生したわけですね。

ちなみに「真田丸」の片桐且元について小林隆さんは以下のように話していました

歴史上の人物が全員かっこいいわけではない、いつの時代も人間は変わらない。
情けない人だっていたはず。
それを表現したい!

ちなみに「A LIFE~愛しき人~」のヒロイン・竹内結子さんも実は「真田丸」に出演していたんですよね。「真田丸」では竹内結子さんが演じたのは茶々役でした。茶々は天真爛漫で歯に衣着せぬいい方で、長年尽くしている片桐にズバリなことを言っていましたね。

特に印象的だったのが片桐が徳川家の内通者ではないかと疑われときの話です。茶々は「この者はそんな人物ではない、昔からよう知っておる」と言い、片桐の潔白を主張します。しかし、その理由が「この者には、そんなことをする知恵も度胸もない」ということで思わず吹き出してしまいました。

あの時のがっかりした片桐の顔は今でも忘れられません。まあ、それだけ小林隆さんの演技が素晴らしかったということでしょうかね。

「真田丸」の片桐は神経細やかで気苦労が多く常に板挟み状態でした。なのでいつも胃薬「熊の胆」を持ち歩いていましたね。

一方の今回の「A LIFE~愛しき人~」でも小林さんが演じるのは事務長の真田孝行です。やはり、檀上虎之助と檀上壮大の間で板挟み状態となり、いつも胃が痛い思いをすることになるんでしょうか。ということは今回も胃薬が大活躍(?)ということですね!

しかし、A Lifeの小林隆さんの配役の名前が「真田」とは・・・、単なる偶然なんでしょうか、これ?

キムタクドラマの知られざるキャストのまとめ


ドラマで主役が輝く裏には、様々なキャストの存在があります。光を浴びたら、今度は光を与える存在になる…そんな俳優の生き方はかっこいいですよね。この生き方は一般の人にも通じるものがあると思います。

今回はA Lifeの主要人物ではなく、脇を飾る名優二人について紹介しました。実はA Lifeにはまだまだ「知られざる名優」が数多く存在するような、そんな気がしてきました。