「嘘の戦争」もいよいよ終盤戦に突入しましたね!2月28日の8話では、浩一(草彅剛)と六車(神保悟志)の攻防戦が繰り広げられました。

そこでわかったことは、六車は猛獣並みに強いということです。浩一の罠のトラバサミに挟まっても「またな、一ノ瀬」と言い残し、何事もなく立ち去ってしまいましたね…。

「嘘の戦争」の六車役を演じたのは神保悟志さんなのは明らかですが、ここではあえて前作の復讐シリーズの「銭の戦争」に出演していた渡部篤郎さんが演じたら…、というもしもシリーズを自由に想像してみました。こんな「嘘の戦争」もアリなんじゃないでしょうか?

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「嘘の戦争」の前作での渡部篤郎の役柄は?


渡部篤郎さんといえば、「嘘の戦争」の前作の「銭の戦争」に出演していましたが、まずはその時の渡部篤郎さんの役柄を振り返ってみましょう。

渡部篤郎さんが演じたのは、赤松金融の社長・赤松大介でした。「銭の戦争」の主人公・白石富生(草彅剛)の父、白石孝夫が社長を務めるホワイト化学の債権者です。赤松は孝夫が自殺することを予想し、飛ばし携帯を購入させ債権を回収するなど、諭吉命の血も涙もない男でした。

しかし、赤松がそんな男になってしまったのは、実の父親にあることが判明します。赤松の父親はお金にだらしのない借金癖のある男で、バイトして必死に貯めた赤松のお金を奪うような父親でした。

そんな生い立ちを送ってきた赤松は誰も信用できない、お金だけが自分の味方だと思うようになり、屈折した人生を歩くようになります。「銭の戦争」の初めは富生のことを高く評価していたが、お互いの素性がばれると、今度は利害の一致をためにお互いに食うか食われるかの関係になってしまいました。

人をとことん利用し、自分は一切手を汚さない、手を下さない、周りの人間をうまく使うのが赤松の常套手段です。

結局、最後の最後には富生からしっぺ返しを食らってしまいます。富生は赤松から奪った30億円をただ単に返すのではなく、マルサ付きで返します。自分の上を行く富生に赤松は完敗してしまったわけですね。

しかし、赤松はすがすがしいほどに富生に対して復讐心などが消えていました。それは富生の中に自分と同じ闇を感じたからです。お金を愛する、お金を稼ぐことが生き甲斐、お金こそが我が人生…そんな野望に似た闇を富生に感じた赤松。

赤松にとってはまさに生まれて初めてお金以外に情を感じた瞬間といえるでしょう。赤松は強く富生を抱き寄せ、「俺たちは同じなんだ」と一言。これは男が男に惚れた瞬間でもありますね。

人は自分と同じ闇を感じると、愛情にも似た感情を持つことがあると言います。まさにこの時の赤松の富井に対する感情がそうだったということでしょうか。

拘置所にいる赤松の表情は穏やかな笑顔でした。まるで子供が次のいたずらを考えているかのような表情です。「銭の戦争」での渡邉篤郎さんが演じる赤松は富生によって救われた1人と言えるでしょう。

今でも「白石ちゃーん」という赤松の声が思い出されます。赤松は富生の父親を死に追いやっても、どこか憎めない、完全に悪人ではない気がしました。孤独や闇を抱えているからこそお金への執着、そして富生への情があるのでしょう。

赤松が紅谷(津川雅彦)に「オレはお金に憑りつかれてない、おれがお金に憑りついてんの。だから支配するのはオレ!」と言ったセリフが今でも響きます。私には「誰かを愛したい、誰かに愛されたい」と聞こえたからです。

赤松が本当に求めているのは人の愛かもしれません。本人もうすうすわかっていても、諭吉を選ぶあたりが赤松らしいです。今更寂しいなんて言えないのでしょう。孤独と諭吉に囲まれて最期を迎える覚悟がある、それが赤松なんだなぁと感じました。

もしも「嘘の戦争」の六車を渡部篤郎が演じたら?


それでは仮に「嘘の戦争」で渡部篤郎さんが六車を演じた場合を考えてみましょう!…やはりどこか前作の赤松が顔を出す予感がします。射撃の名手、尾行するあたりは渡部篤郎さんにはぴったりです。しかし、神保さんの六車とは違い、浩一との攻防戦では負けてしまいそうです。

どうしても赤松が出てくる渡部篤郎さんは、「一ノ瀬ちゃーん、いい加減にしてよぉ。この辺で手を打とうよぉ」なんて話を持ち掛けてきそうです。そしてトラバサミに挟まれたらもう最後!「一ノ瀬ちゃーん、痛いじゃん!何すんだよぉ!早く放してよ!全部30年前の事件のこと、話すからさぁ!」なんて言いそうです。

もし渡部篤郎さんが六車を演じたら、その時その時に応じて、寝返るでしょう。自分にメリットがある相手についていく感じがします。諭吉臭がする相手が大好きなはずです。

自分では手を汚さず、周りの人間を使いながら一ノ瀬を陥れていきそうですね。一ノ瀬と知能戦を繰り広げ、最後は一ノ瀬にはめられて終わるといったことになるでしょうか。

一ノ瀬の詐欺師としての知能に感服し、すがすがしく去っていく…、やはりトラバサミと共に去る、なんてことはとても想像できないですよね。

ひょうひょうとしてつかみどころのない男。人の心に近づいたと思うと、するりと心の隙間を抜けていく男。もちろん人の一番柔らかい無防備な部分を奪って…。そんな赤松の入った渡部篤郎バージョンの六車も想像してみるとかなり見てみたい気がしました!

「嘘の戦争」渡部篤郎版六車のまとめ


「嘘の戦争」も残すところあと2話となりました。渡部篤郎さんの出演が期待されていますが…、実際のところどうなんでしょうね。少しでもいいから何かの役で出てもらえたら…、きっと「銭の戦争」ファンは大喜びでしょう。

前作に登場した飯田基祐さん、ジュディ・オングさんは今回の「嘘の戦争」にも出演はしましたね。それだけに「嘘の戦争」で渡邉篤郎の出演も期待したいですよね。

悪い男を演じても、心底憎めない、どこか人間らしさを感じさせる…、それが渡部篤郎さんの魅力の一つだと思います。以上、「嘘の戦争」の六車をもし渡部篤郎さんが演じたら、についてでした。