金曜ナイトドラマ「奪い愛、冬」の7話(最終回)の感想です。かつて、こんなに大笑いしたドラマがあったでしょうか?ドロキュンドラマなのに、キュンするどころか、ドロ笑いしたという…そんな「奪い愛、冬」ファンも多いはずです。

そんなドラマ「奪い愛、冬」もとうとう惜しまれつつも最終回を迎えてしまいましたね。最終回なのに終わりを感じさせない結末から続編間違い無し!と思うのは私だけでしょうか?

「奪い愛」シリーズの続編の登場を楽しみにしつつ(?)、まずは「冬」の7話最終回についてまとめました。

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ドラマ「奪い愛、冬」最終回で気になる5つの感想


ドラマ「奪い愛、冬」も最終回直前になって、とうとう蘭の秘密が暴かれてしまいました!とはいっても視聴者の皆さんの意見としては、


のツイートにもある通り、「うん、知ってた」という声が大半ですよね。

まあ、そんなバレバレな状況なのは置いておいて「奪い愛、冬」で光、康太、信、蘭の4人は空港で修羅場を迎えることになります。一体どうなるのか非常に気になりますよね。ここでは5つのシーンに注目してみました。

感想1「蘭の偏った愛に感動している康太が面白すぎる!」

まずは、「うん、知ってた」のシーンに触れるべきですよね(笑)。実はこんなシーンでした。

空港で康太が蘭のうそを暴いた。「蘭さんの足は動くんだぁ!」

激しく動揺する蘭。それでも嘘をつき続ける。でもそんな蘭を見て康太は言う。「俺は蘭さんを責めてない。嘘をついてまで信さんと一緒にいたい、そんな蘭さんの愛に猛烈に感動しているんだぁ!」と。

康太は、今にも目の玉が飛び出しそうなくらいに見開いている。蘭の偏った愛にある意味感動している康太…。

お坊ちゃま育ちの康太。みんなから愛されているけど、自分から心底愛したことはなかったのではないのでしょうか。蘭のように、うそをついてまで、自分を傷つけてまで誰かを愛する…そんな蘭の姿に感動したんですね。

普通そんな偏った愛を見たら、感動するどころか、軽蔑しそうなのですが…、感動するところが素直で純粋な康太の性格を表していると思います。

壊れても狂っても、根はやさしい康太なんですね。役のバランスをとることで、今後の三浦翔平さんの人気に繋げる狙いがあるのしょう。だって壊れたままの康太だったら…、ただのサイコ野郎で終わってしまいますからぁぁぁぁぁ!(最後は蘭風にしてみました)

感想2「このドロドロした恋愛の元凶は、信なのでは!?信って鈍感でずるい!」

そもそも、今回のドロドロ劇の原因は何だったのでしょうか?やはり全ての原因はあの人なんじゃないか?と思えるシーンがこちらです。

実は足が動くことがみんなにばれた蘭。嘘をついていたことがばれてしまった。「なぜそんな嘘をついたんだ?!」と信に言われ、蘭は堰を切ったかのように話し始めた。

「小学生のころからずっと信が好きだった。何度も告白しては振られ、それでも大好きだった。でも、信は私に光という彼女ができたことを話した。私がどんな気持ちでおめでとうと言ったかわかる?!」と…。

信は一見、仕事ができて頼もしくて優しくて…、いい男風のようですが、ちょくちょくダメ男ぶりが出てきましたよね。

一番欠如していたのが「思いやり」だったのかもしれません。何度も告白していた蘭に対して彼女ができたことを話すなんて…。うかつというか、女性の心をわかっていないというか…どれだけ女性が傷つくかわかっていなかったのでしょうね。

そんなことを信が言ったものだから、蘭は乙女から、悪女に変わったのでしょう。

そう!蘭を悪女にしてしまったのは、他の誰でもない、信なのではないでしょうか!信さんよ、鈍感な性格が女性を傷つけているよぉぉぉぉぉぉ!(最終回なので蘭風の表現が若干多めです)

ところで今回の「奪い愛、冬」は大谷亮平の出世作と言えるのではないでしょうか?ドラマで信を演じたことで、大谷亮平さんのキャラ変にもなり、新境地が開けたとも言えるでしょう。今後ももっと演技力を磨いて「どこか抜けているイケメン役」を極めてもらいたいです。

※ただのイケメンではやはり飽きられてしまいますからね・・・。

感想3「蘭様は今までにない悪女タイプ!?」

やはり「奪い愛、冬」で水野美紀さんが演じた蘭様を避けて通るわけにはいかないでしょう。前回の感想では蘭様の感想が若干控えめだったので、今回はその分多めに語ってしまいましょう!まずは「今日の(最終回)の蘭様」から。

足が動かないのも、妊娠したのも真っ赤な嘘。嘘がばれ、自暴自棄になった蘭は、光にナイフを突きつける。逆に光から「刺しなさいよ!ほらぁぁぁぁぁ!」と言い返され、強気でいた蘭は、ひるんでしまう。

「私は悪くない!そこまでしてあなたを手にいれたかったのよぉぉぉぉぉ!」開き直り、蘭は胡坐をかいて据わる。

「最低なことまでしてあなたを手に入れようとした蘭さんを捨てられるんですか?!」と康太が信に言うと、蘭は「え?!私の味方してくれるの?!」と言わんばかりの嬉しそうな顔をするのだった…。

最終回でもやはり蘭様の怪演は健在でした!最後まで大笑いさせていただきました。新しいタイプの悪女で、怖いというより、愛すべき悪女キャラですね。蘭の根底に流れているのは信への愛。それが曲がった愛だとしても、愛は愛。

蘭は元々裕福な家で育った、容姿端麗のお嬢様。本当は優しくて怖がりな面もあるのでしょう。そんな蘭の一面を最終回で怒涛のように表現しています。蘭もうそをついていたことに罪悪感があったはず。本当はいけないことだとわかっていた。だから誰も味方してくれないと思い、開き直っていたところ、康太が加勢して嬉しかったのでしょう。

そして光に「刺しなさいよ!」と言い返されひるむ蘭。これも蘭の素顔ですね。本当は蘭はこんなことできない人間なんですよ。水野美紀さんは罵詈雑言を吐き捨てる悪女も上手ですが、ふと我に返った「素の人間」を表現するのも上手ですね!人間誰でも100%悪人ではない、それを見事に演じていると思います。

感想4「最後に出た倉科カナの真骨頂!悪女ぶりは健在!さすが女優!」

今回「奪い愛、冬」での倉科カナさんが演じる光はどちらかと言えば、周囲にやられっぱなしな役どころでした。しかし、倉科カナファンとしては、若干物足りない部分もあったのではないでしょうか?

やはり、倉科カナさんのドラマでのちょっと「小悪魔っぽい」シーンも見てみたいところです。実は最終回ではそんな倉科カナファン待望の展開が待っていました!それがこちらです。

信が亡くなって一年。信と光の子供、春も無事に誕生した。信を思い、空を眺めていたところ…「光さぁぁぁぁぁん」という声が…そう蘭がやってきたのだ。

「私も信の子供ができたのぉ、これからもよろしくぅぅぅぅぅ」と、大きなお腹を見せ(リアルな水野美紀さんのお腹)どや顔の蘭。

光は「え?!」と絶句し、春を見ながら狼狽する…そして次の瞬間「こちらこそ」と低めの声でニヤリとほほ笑む光…

そんな光にまたしてもひるむ蘭…「何よ、あの子、強くなってる…!」と言わんばかりの蘭。

奪い愛、冬が終わり、季節は春へ。二人の奪い愛はまだ続くのか…?!

「奪い愛、冬」最終回は「大どんでん返し」というキャッチコピーがついていました。大どんでん返しということで、「まさか蘭と康太がくっつくのか?!」「信の末期がんは誤診で、ただの風邪では?」など、たくさんの憶測がありましたね。

しかし「大どんでん返し」の真相とは実は「光の悪女・覚醒」だったんですね…。

仕事できる光、母思いの光、人への気遣いができる光、素直すぎる性格の光、傷つくことがわかっていても信への愛を止められない愛、全ての罪を背負う覚悟の光…確かに光は優等生です。

ですが最後の最後に、光は完全に悪女に覚醒しました。その前に覚醒の兆しがありました。蘭がフェルトで作った藁人形を送り付けた時です。何かを決意したかのような強い目に変わった光…あの時から光は覚醒し始めたのです。

人は守るものがあると、強くなる!それを表現したのでしょう。光は母親になり、春という守るべきものがあります。今までのように、悩んだり泣いたり悔んだり…していられません!負けていられないのですね。

春という存在がいる、そして真っ青な空には信さんがいる!(古い演出がよかった!)光は二人に守られて強いのです。蘭の嫌がらせももう怖くない、そんな強さを感じました。

やっぱり倉科カナさんはこうでなくちゃ!か弱い女性で終わらないところがいいですね。ニヤリという不敵な笑みは、倉科カナさんの女優としての真骨頂を表していると思います。

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ドラマ「奪い愛、冬」最終回(7話)の感想のまとめ


結局、「奪い愛、冬」って何のドラマのジャンルだったのでしょうか?最初は蘭の怖すぎな演技から「実はホラー!?」とも思ってしまいましたが、回を追うごとになぜか笑いに変わってしまいました。

よく考えてみるとコメディドラマでもこんなに笑えるドラマってそうそうありません。「奪い愛、冬」は後世まで語られるドラマなのではないでしょうか。

このドラマのいいところはやはり「ツッコミどころ満載」なところです。ツッコミどころがあるドラマとは、要するに「視聴者が参加する余地のあるドラマ」という意味になりますからね。

確かに感動するドラマも、キュンキュンするドラマも大切です。しかし、こんな視聴者が「おいっ!」とツッコめるドラマも、これから必要とされるドラマの新しい形なのではないでしょうか。

最後となりましたが、今回「奪い愛、冬」では120%の体当たりな演技で挑んだ水野美紀さん、とにかく元気な赤ちゃんを出産してください。これは「奪い愛、冬」ファンみんなの願いです。

以上、ドラマ「奪い愛、冬」の7話(最終回)の感想でした。

※「奪い愛、冬」の過去の放送をもう一度見たいあなたはこちら