金曜ナイトドラマ「奪い愛、冬」で特に異色を放っている人物といえば、やはり水野美紀さんが演じる森山蘭ですよね。1月27日の放送開始から蘭の存在感に圧倒され、続きが気になって仕方ない!という方は多かったのではないでしょうか?

蘭は夫・森山信(大谷亮平)への粘着質なほどの愛と執着心で最初の登場時から恐ろしさを視聴者に感じさせている彼女ですが、今回の2月3日に放送された第3話では更なる存在感を発していきました。

ここで改めてドラマ「奪い愛、冬」3話の感想を振り返ってみましょう。今回は20代後半の主婦Aさんから聞いた感想をまとめました。なるべく原文のままで掲載しています。

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ドラマ 奪い愛、冬 3話の感想①森山蘭には何もかもお見通し?


最初のシーンでは、前回のラストシーンである信をビジネスホテルの部屋に迎えに来ているところから始まります。前回のラストシーンでは、ベッドに光(倉科カナ)のものと思われる長い髪の毛を見つけ、光はクローゼットに隠れ息を押し殺しながらじっと耐えていましたが、クローゼットの外にいるはずの蘭と目があい、緊迫した時間の中で第2話が終了していました。

まさか、このクローゼットの扉があけられるのか…?と思ったのですが、そんなことはなく、森山信が帰る準備ができたということで急いで帰るよう促します。扉があけられることもなく、ほっとしながら見ていたのですが、帰り際の最後の最後で、クローゼットの中に語り掛けるように、やはり、まるで光がその中にいることがわかっているかのように意味ありげに「じゃあね~」と言って立ち去るのでした。

このシーンだけで、本当に怖すぎます。この場で扉を開けて罵るのではなく、まるで気づいているんだということだけ光に思い知らせて…全てお見通しなんだと怖くなりました。

「お見通し」と言えばそれもそうかと思います。第1話~2話では、夫・信にGPSをつけてどこを移動しているのか把握しようとしていたり、探偵顔負けの洞察力で信と光が再会していることも突き止めていたのですから。一番敵に回してはいけない女ですね…。

ドラマ 奪い愛、冬 3話の感想②信を追い詰める蘭が怖すぎ!?

ビジネスホテルから帰ってきて、寝室へ誘う蘭と躊躇する信…。それに対して蘭は、「さっきしてきたからできないのではないか」といたずら気な笑顔で信を誘っていました。蘭に疑われて、こんなにも執着されて、縛り付けられて、本当に信がかわいそうな気持ちになってきます。

第1話で光との回想シーンで何度も出てきた、雪の中で笑う信の姿が嘘みたいです。当時は、愛する光の隣で、無邪気に自然体で、信らしい信でいられたんだろうなぁ…と思うと、不慮の事故(事件?)でさえ恐ろしい運命のように感じてしまいます。

そんな不慮の事故とは、通り魔事件に偶然居合わせ、信をかばった蘭が足を刺され、今のように後遺症が残り歩けない体になってしまったことです。信は、そんな蘭への責任を負うように付き合いを始め、結婚に至っています。

普通は目を背けたい過去だと思うのですが、さすが、蘭は違います。なんと、「行きたい場所がある」と信を誘い、当時事件があった現場に連れ出すのです。興奮するように当時の状況を半狂乱で叫ぶ蘭は、もう痛々しくてとても見ていられません。

通行人も、一体何なのかと振り返ります。いたたまれなくなる信に、逃げていては克服できないと説得する蘭…もう何なんでしょう…怖すぎます。

信がいたたまれなくなるのは当たり前ですが、恐らくそれもわかっていての蘭の行動なんでしょう。今、光と再会し心が揺れ始める兆候を感じている蘭は、改めて当時の事件を思い起こさせることによって、信への当てつけと自分から逃れられない現実を突きつけているのではないかと思います。

怖くて悲しい2人の関係ですね。そんな風に信を過去の事件で縛り付けて、一体何になるんでしょう。彼女たちの結婚生活は、その事件に縛られた、過去に捕らわれた姿にしか思えません。

始まりが不慮の事件だったとしても、二人の向き合い方が違っていれば、始まりに互いの愛がなかったとしても、徐々に愛が芽生えていくことだってあったかもしれないのに…と思わずにはいられませんでした。そして、こうして縛り付ければ縛り付けるほど、信の思いは光に向いていくんじゃないかなぁと感じずにはいられませんでした。

ドラマ 奪い愛、冬 3話の感想③蘭が光にかけた罠とは?

第3話のラストシーンもまた、衝撃的なシーンで終わりました。学生時代の友人と旅行に行くと言って家を不在にしている蘭と、そんな日、偶然高熱が出ている信、そして、そんなタイミングで、偶然忘れ物を返すために信に会いに来た光によって恐ろしいシーンが繰り広げられます。

高熱があることを知ってしまった光は、信を病院に連れていきその後部屋まで送ります。光は、信に向かって、二人の別れに意味があったというようなことを伝えるのですが、信は、「では自分と光が再会した意味は何なのか」と問います。光は前向きな答えを口にしますが、信は光にキスをします。

…ここまではいいんです。二人が、二人らしく本音を話せた時間として、見ている私としては、「やっぱり二人にはお互いが必要なのでは…」とぐっと引き付けられた瞬間でした。しかし次の瞬間、思いがけない展開となります。

「ここにいるよ~」と恐ろしい声が部屋に響き渡るのです。なんと、部屋にあるクローゼットから蘭が飛び出し、キスをしていたことを問い詰めます。怖すぎます。どこから出てくるのかと驚きました。ずっとそこで待っていたんだと思うと、やっぱり何度考えても恐ろしい人です。

ドラマ 奪い愛、冬 3話の感想④蘭の行動がホラーすぎて笑える!?

発狂し、大声を出す蘭に見ていてあっけを取られました。それにしても、「ここにいるよ~」とその後のセリフ「違わないよ~!!」の言い方は、シリアスなシーンのはずなのに、蘭の常軌を逸したテンション、行動にまた恐怖を煽りますよね…。。

とはいえ本領発揮しているかのように激しくなる蘭の行動には、若干ギャグめいたものも感じます。シリアスなはずなのに、つい噴き出してしまったのも事実です。怪演と評判になりつつある水野美紀さんの演技ですが、次回以降も蘭の言動に目が離せませんね。

以上、ドラマ「奪い愛、冬」の3話の感想についてでした。

※「奪い愛、冬」の過去の放送をもう一度見たいあなたはこちら