とうとうドラマ「嘘の戦争」も終わってしまいましたね。最初は復讐シリーズの前作の「銭の戦争」にはちょっと負けてしまうかな、と思っていたのですが、いつの間にか夢中になっていました。

今回は「嘘の戦争」の最終回の感想をあらすじとともに、自由にまとめてみました。まずは最終ボスの仁科興三との最終決戦前のシーンの感想からです。

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ドラマ「嘘の戦争」最終回(仁科興三との最終決戦前まで)の感想 2シーンに注目!


「嘘の戦争」の最終回の終り方には「よかった」という声と「がっかり」という声の賛否両論だったようですね。でも私個人としては視聴者に考えさせる終わり方でよかったなと思っています。

それでは今回は2シーンにフォーカスしてみましたので、あらすじと一緒にご覧ください!

三瓶守の贖罪と、意外とマヌケな六車了司

警察から逃げる浩一を助けたのは…三瓶守だった。三瓶と浩一は宮森わかばの家でこれからの作戦会議を開く。

三瓶は浩一の父、千葉ユタカから30年前に殺された女性の解剖所見コピーを渡されていたがそれだけでは効力が小さい。

そこで、浩一は詐欺師らしく、まだ新たな証拠があるように見せかける作戦に出る。三瓶が「協力したい!30年前僕は何もできずにずっと後悔しながら生きてきた。浩一君のためにも自分のためにも!」といい、協力することに。

そして…浩一を追っていた六車が宮森わかばの家に侵入、そして三瓶を監禁。バーの近くで浩一を見張っていた警察に、百田が浩一の居場所を伝える。

警察が宮森わかばの家へ向かうと…銃口を向けた六車が!六車はてっきり浩一が来ると思っていたが来たのは警察。六車はあっさり御用となってしまう。

園の外でお辞儀をする浩一。それを晴れ晴れとした笑顔で答える三瓶。三瓶は親指を立てて「グッジョブ!」とジェスチャーする。

っとずっと背負っていた罪悪感をなんとかしたい、少しでも罪滅ぼししたい、という三瓶の思いが伝わってきました。多少危険なことでもいい、浩一の役に立ちたい!そんな純粋な思いに胸を打たれました。

でも本当に怖かったんだろうな、ぺいさん!警察がきて「大丈夫ですか?」と問われ、ほっとしていた表情がリアルでしたね。鼻の穴がふくらんで、口が大きく開き、人が安堵する状況をリアルに表していました。

でも怖がりのぺいさんも頑張りました!六車にキックして六車を転倒させましたからね。あれがなかったら、警察にもけが人が出ていたかも!?

無事に六車が護送されると…、門のむこうににこやかな表情の浩一が。そして深々とお辞儀をするシーンは素敵でしたね。なんだか「大杉漣さん、いつも僕のドラマに共演してくださってありがとうございます」と言っているような…、そんな感じがしました。

あの時の浩一の笑顔は、千葉陽一でしたね。千葉陽一としての顔がよかった!「僕の大好きなお父さんの汚名を晴らすために協力してくれてありがとう!」という素直な表情がよかったな。

草彅剛さんは活舌が悪いなんていわれますが、表情演技がすごいですよね。目の動き、口の動き、頬の動き…どれもゾクッとされてくれます。

三瓶守が、なれない親指をたてるジェスチャーもよかったなぁ。普段ああいうことしないんだろうな。なんとなくぎこちなかったし、でも自分にも浩一にも「グッジョブ!」と言いたかったのでしょう。

きっと三瓶は30年間ずっと自己保身に走ったことを責め続け、自分に対して「まる」を挙げられなかったのだと思います。それは浩一と同じで、浩一もずっと9歳の千葉陽一を許せなかった。

でも少しだけ自分を認めてあげたり許すことができて、少しずつ表情が柔らかくなっている部分を描いているところがいいなぁ、と思います。

三瓶守は千葉に対して少しではあるけど、償いができたと思えたのでしょう。とてもいい顔をしていました。30年間の後悔にけりをつけた、いいシーンでしたね。

そうそう!浩一の居場所を警察に伝えるときの百田の仕草!手で口を覆い、下に流す仕草仕草は意味深でしたね。一度は浩一を裏切ったけど、また味方になったという合図なのでしょう。

手で、裏切りの顔から、味方の顔になったという表現は粋だと思いました。

楓の涙の想い

浩一は楓の病院へ行く。浩一は「憎み続けるのは疲れる。これが終わったら姿を消す」と言います。楓は気丈にふるまうが、どこか寂しそう。

楓は泣きながら「私も嘘つきだね、何があっても浩一さんを許す、受け入れるなんていったのに」と言う。

浩一は「バカだな、あれは嘘って言わないよ。憎んでくれた方が楽」と言う。楓は「うん、憎むよ、ずっと。あなたのことずっと…」

純粋な楓の心に感じるものがあったのだろう。浩一の目も赤くなった。浩一は楓の頭に手を置き「ごめんな」と言い、立ち去る…楓は涙が止まらない。

本当に純粋なお嬢様の楓。そんな楓の心を利用した浩一も罪悪感でいっぱいだった。そして本気になりそうだった恋の炎を静かに消した浩一。

浩一も楓のことが好きだったのでしょう。惹かれているけど、今ならまだ引き返せるという思いで、気持ちに蓋をしたのですね。

楓が「ずっと憎むよ、あなたのことずっと」は、「ずっと好きだよ、あなたのことずっと」に聞こえました。好きだけど好きだと言えない楓の心、自分の家族が浩一にした過去を思い、涙が止まらない楓。

静かに嗚咽する上品な女性を見事に演じた山本美月さん。これまで棒演技などいろいろ言われてきましたが…この役にピッタリ過ぎて、山本美月さんの良さを最大限に引き出していると思います。

派手な顔立ちではなく、大人しめで、どこか古風な山本美月さん。何かを足していく美容ではなく、今持っている素材を大切に生かしているのが魅力的です。

このまま山本美月さんにしかない魅力、そして美貌を大切にしてもらいたいなぁ。変に手を加えたりせず、もって生まれた素材を大切にしてもらいたいです。

ドラマ「嘘の戦争」最終回(仁科興三との最終決戦前まで)の感想のまとめ


悪役の六車があんなにあっさり捕まってしまうなんて…、そしてあっさり罠にはまるところがかわいいですね。トラバサミもあっさりはまってしまうし…

でもこれが六車の魅力なのでしょうね。冷酷なヒットマンだったら、憎しみだけが残ってしまうから…。会長の「六車を差し向ける!」というセリフ、一生忘れられません。

以上、「嘘の戦争」最終回の仁科興三との最終決戦前までのまとめでした。