いよいよ、10/5(月)の放送から波留さんが本格的に登場します。
※正しくは10/3(土)の「小さな許嫁」の6回目放送でも登場はしていましたが、
ほんの僅かの時間でしたよね。
「あさが来た」も序章から本編に突入するということで、
改めて「あさが来た」のキャストについて確認したいと思います。
それにはまずメインヒロインの今井あさを外す訳にはいかないでしょう。
今井あさってどんな人?
「あさが来た」の公式ページでの登場人物のあさの紹介がこちらです。
幕末の1849年(嘉永2年)生まれ。
京都の豪商の次女。正義感が強く、相撲も強い、
好奇心旺盛なおてんば娘。「なんでどす?」が口ぐせ。
生まれた時から大阪有数の両替屋に嫁ぐことになっていたが、
姉のはつが大好きで、
勉学にも興味があり、
一度は嫁入りを拒否する。しかし、許婚(いいなずけ)の優しさと器の大きさにふれ、
嫁入りを決意する。嫁いですぐに明治維新をむかえると、
動乱の中、家業が傾いてしまう。あさは、趣味人の夫に代わって、
店のために働き始める。そして、子育てをしながら炭坑事業や銀行、
生命保険会社と次々に事業を立ち上げる。さらに女性の未来のため、
日本初の女子大学校の創設に尽力する。結婚してからもなお夫の魅力を発見し続け、
生涯を通じ夫への愛を深めていった。
さすがヒロインだけあって、紹介もかなり長めです。
※現在は「あさが来た」の公式ページは公開を終了しています。
というより、ほとんどネタバレになっているようにも見えるのは
私だけでしょうか?
「小さな許嫁」ではあさの紹介の「嫁入りを決意する」の部分まで
進んだと考えればよいでしょうかね。
夫の新次郎の自由人ぶりは相変わらずのようですが、
あさは仕事の傍ら夫への愛も覚めず、
さらには子育てもこなしたようですね。
あさは忙しくも充実した人生を送ったということですね。
今井あさのモデルは誰?
今井あさ(後の白岡あさ)のモデルは大阪に実在した起業家の広岡浅子氏です。
広岡氏はやはり明治の動乱時期に倒産寸前になった嫁ぎ先の加島屋の立て直しを皮切りに
炭鉱事業、銀行、生命保険と幅広い事業を率先して行うようになります。
代表的なのが加島銀行、大同生命、
そして現在の本女(ぽんじょ)こと日本女子大学の原形となる
日本女子大学校の設立です。
ちなみに日本女子大学校の設立は1901年です。
確か「小さな許嫁」の第1回放送で大学の入学式がありましたね。
その時の年を見ると実は1901年だったことに気が付きましたか?
どうやらあのシーンは日の出女子大学校が設立した年の
第一期生の入学式だったというわけです。
ちなみに「あさが来た」には原案があります。
それは古川智映子さん著作の「小説 土佐堀川 女性実業家・広岡浅子の生涯」です。
「小説 土佐堀川」の初版が出版されたのはなんと27年前の1988年です。
それが今になってドラマ化されたというのは著者の古川さん自身も大変驚くほどでした。
※こちらは2015年9月に潮出版社から発売された「小説 土佐堀川」の表紙画像です。
ちなみに原作ではなく、原案となっているのは
「あさが来た」が「小説 土佐堀川」の内容から離れ、
割りと自由にシナリオが構成されているからです。
ですので、「小説 土佐堀川」を読んだとしても
「あさが来た」の先の内容が分かってしまうということはありませんので念のため。
今井あさを演じるのは誰?その知られざるエピソードは?
今井あさを演じるのが女優の波留さんであることは今更言うまでもありませんよね。
※この記事でも一行目に思いっきり書いていますね。
あさが来たのヒロインが波留さんに決まったのが2015年の3月のことでした。
ちょうど「あさが来た」の前作である「まれ」の放送開始直前です。
「あさが来た」の次回作「とと姉ちゃん」の時もそうだったのですが、
新シリーズが始まる前に次の朝ドラのヒロインが決まるというのは恒例のようです。
波留さんは過去にNHKの朝ドラオーディションでは
「てっぱん」「純と愛」「あまちゃん」に応募したのですが、
残念ながらヒロインには選ばれませんでした。
しかも「純と愛」と「あまちゃん」に関しては最終選考まで残りながらも
あと少しのところで手が届かなかったのです。
ですので4回目の挑戦だった「あさが来た」で
そして、ついに波留さんの悲願は達成できたというわけです。
ちなみに波留さんが「あさが来た」のヒロインに選ばれた決め手が
なんと、二次選考の相撲だったとか。
もちろん、波留さん自身相撲が得意というわけではありませんが、
持ち前の根性で勝ち取ったわけです。
しかし、だとすると他の女優さんも二次選考で相撲をとったということですよね。
女優さんが相撲を取る光景というのは滅多に見ることができないだけに
誰が二次選考に残っていたのかが、個人的にちょっとだけ気になりました。
コメント