新次郎はあさと、そしてはつは惣兵衛と離れ離れになっていますよね。
当初は許嫁だった新次郎とはつの二人。
今回53話でちょっとだけ危ない雰囲気になってしまいました。
新次郎とはつの意外な出会い!?
新次郎(玉木宏)はいつものようにどこかで一晩を過ごし、
店に帰ってきました。
すると店の中から聞こえる女性の笑い声。
新次郎はてっきりあさ(波留)が九州の炭坑から帰ってきたと思っていたのですが、
そこにいたのははつ(宮崎あおい)とふゆ(清原果耶)でした。
はつは加野屋に漬物を届けに来ていました。
どうやらそこでふゆとちょっとした世間話をしていたようですね。
そして、一通りの用事を済ませたところではつは家に帰ることにします。
しかし、52話で菊(萬田久子)が言っていたとおり、
はつのお腹には二人目の子供がいます。
そんな身重のはつを気遣い、
新次郎ははつを途中まで送っていくことにします。
ついに新次郎とはつが急接近!?はつが本音を!?
新次郎は帰りの道中ではつに惣兵衛の様子を聞きます。
はつは惣兵衛はまだ戻っていない、と答えると
新次郎はウチと同じだ、と苦笑いを浮かべます。
そんな新次郎の姿を見たはつはふと惣兵衛のこの言葉を思い出してしまいます。
ほんまは、新次郎がお前の旦那さんやったんや
この瞬間からしばらくはつは新次郎のことを意識しだすようになります。
さらに寡黙になったはつを心配した新次郎が声をかけると、
はつは激しく動揺します。
うまく誤魔化そうとはつは新次郎に持ってもらっている荷物を返してもらおうと
しますが、これが裏目に出てしまいます。
元々は身重なはつを気遣って新次郎が持つことになった荷物です。
それを理由も知らず、いきなり返せと言われても新次郎も困惑しますよね。
こうしてしばらくはつと新次郎は荷物の取り合いとなります。
そして橋をわたっている最中にとある出来事が起こります。
ほんの一瞬ですが、はつと新次郎と手が触れ合ったのです。
これに驚いたはつはうっかり新次郎の手を払いのけてしまいます。
そして、新次郎は運悪く川にはまってしまったのです。
新次郎は大丈夫だ、と強がりはしますが
全身ずぶ濡れでちょっと寒そうです。
そんな新次郎を手ぬぐいで拭くはつ。
そんな二人の姿を通行人はニコニコしながら見ていました。
新次郎は「夫婦や思たんかいなぁ。」と冗談を言いながら、
たまたまそばにいたお地蔵様に手を合わせます。
このときもまだ新次郎のことを少し意識していたはつは
もし、新次郎の嫁が自分だったら今頃どうなっているんだろう
と思わず口に出してしまいます。
これには新次郎も戸惑うことになりますがあえてそれを隠し、はつに
惣兵衛が早く帰ってくるようにお地蔵様にお参りしたらどうか
と提案します。
この新次郎の言葉にはつもようやく冷静さを取り戻すこととなったのです。
コメント