ドラマ「奪い愛、冬」感想 6話まとめ テーマは「感化」!?

奪い愛、冬

ドラマ「奪い愛、冬」6話の感想記事です。6話ではとうとう光(倉科カナ)の反撃が始まりましたね!蘭(水野美紀)に宣戦布告してしまいました。光は「自分を偽っていたら幸せなんかなれない!」と言い、蘭から信(大谷亮平)を奪うことになります!

もちろん、蘭が怒り狂うのは十分予想できますが、意外なのが光への反撃です。蘭が持ち出したのはなんと藁人形ならぬ、フェルト人形!?もはや、さらに予測不能となった蘭ですが、早速感想を書いていきたいと思います。

※とは言っても今回は蘭以外の登場人物が非常に印象的だったので今回は蘭についてはあまり触れていません。

なお、今回は「感化」をテーマにしてみました。

ドラマ「奪い愛、冬」感想 6話で登場人物全員が変貌した!?


ドラマ「奪い愛、冬」6話に特に感じたのが、登場人物のみなさんが「あれ、元々こんな人だっけ?」的な行動が非常に多かったというです。他のキャラに感化されたということなんでしょうかね。早速それらのシーンについて感想を交えつつ、紹介していきますね!

武田部長が亀助化した!?

まずは6話のこちらのシーンを振り返ってみましょう。

蘭から信を選ぶのか?会社を選ぶのか?選択を迫られ、光は信を選ぶことに。ダンボールに荷物を詰め込み、武田の元へ…「部長!今までお世話になりました」とあいさつする光。

武田は光に言う。「お前が今から選ぶ道は、お前が思うよりずっとしんどいぞ。それでもいいのか?」と。「はい!」と答える光。

「そんな選択をしたお前を尊敬するよ、頑張れ!」と光に言葉をかける武田。その武田の顔には今までのような憎悪に満ちた表情はなく、上司として、一人の人間として、心から光を応援する優しい目だった。

これまでの武田部長からはとても考えられないシーンに思わず感動した!という人は結構多いのではないでしょう。今までは秀子(秋元才加)と一緒に陰湿なことをこそこそしていた武田部長ですが、やっと優しい表情を見せてくれましたね。

私は思わず「あれ?亀助!?」と思ってしまいました(注:亀助(きすけ)は朝ドラ「あさが来た」に登場したちょっとお調子者の番頭役です)。「奪い愛、冬」で三宅弘城さんが演じたのは嫌味を平気でいう部長役でした。そのため、最初は三宅弘城さんだとわからなかった人も多かったのではないでしょうか。

光の信へのまっすぐな思い、愛情にほだされた武田部長。そう、人はまっすぐな人を前にすると、感化されるのですね!

秀子の目にも涙!?

武田部長と一緒に光に陰ながら陰湿な嫌がらせをしていたのが秋元才加さんが演じる秀子ですね。そんな秀子でもわずかな良心をのぞかせるシーンが6話に登場しました。まさに「鬼の目にも涙」ならぬ「秀子の目にも涙」といったところでしょうか?

※実際の「奪い愛、冬」のドラマ中では秀子が涙を流したシーンは確認できていませんのでご注意ください。

光が荷物を持って退社しようとすると…秀子が光を呼び止める。「光先輩!後輩からのアドバイスです。人から奪った幸せなんて長続きしませんよ!裏では涙を流している人がいるんですよ!」と。

光は「わかってる。でももう嘘はつけない。人を傷つけても正直に生きたいの…」と言う。そして「康太(三浦翔平)のことを傷つけた。もう康太に何かするのはやめて!」と語気を強めて言い、なんと秀子の足元で土下座するのだった!

それを見てひるむ秀子。なんでそこまでできるの?!と言わんばかりの表情。「悪いのは光なのに!私が悪いみたいじゃない!」そんな思いを振り切るかのように「何見てんのよ!見せもんじゃないのよ!」と周囲に言い放つのだった。

光が土下座するなんて、秀子は夢にも思わなかったでしょう。これにはさすがに驚いた様子の秀子でした。そんな秀子の狼狽した表情を見事に演じた秋元才加さん!こんな微妙な表情ができるなんて、すごい!彼女は演技派の女優になるのでは?と思いました。

光のまっすぐな生き方、そして康太を思う心に突き動かされた秀子。秀子の良心に触れた瞬間でした。そう、光のまっすぐな思いに感化されたのですね。

最後まで役名がなかったけど、西村和彦は結局いい人だった!?

康太はチンピラの西村和彦さん(以下、西村(仮))から蘭の秘密を聞こうと500万円渡す。でも西村(仮)はお金だけ貰い、話そうとしない。康太は西村(仮)の仲間から殴られようと、「蘭との関係を教えてくれ」と食い下がる。

どんなに殴られても諦めない康太。「俺はもうぼろぼろなんだよぉ!」と言いながら…。西村(仮)が瓶で殴ろうとした瞬間、礼香(ダレノガレ明美)が登場!

「今までの暴行は録画しました。これ、警察に持っていけば証拠になります」と若干棒読みで言う。西村(仮)はあきらめたのか、康太と二人並んで座り、真実を話そうとする…。

一見すると康太が西村(仮)にボコボコにされるという何とも痛々しいシーン。しかしなぜだか思わず笑ってしまいました。西村さん、根っからの悪人になり切れない役がいいですよね!失礼ながらちょっと中途半端なチンピラ役が最高に似合っていると思ってしまいました。

そして「安定の棒読み」のダレノガレ明美さん。彼女が一番まともに見えてしまいます。この棒読みはあまりにも他のキャストが濃いから、わざとそういう役なのでは?という噂も流れています。

とにかく、世間知らずでいい様に扱われるけど、このドラマの癒し的存在になっているダレノガレさん。実はかなりドラマ「奪い愛、冬」を引き立てているんですよね。

そして西村さんも蘭の秘密を追い求めるまっすぐな康太にほだされて、蘭との関係を話すことになりました。西村さんも康太に感化されたということでしょうか。

康太、お前もか!蘭様化してしまった瞬間!?

先程はひたむきな好青年だった康太でしたが、実はとんでもないことになってしまった、というシーンがこちらです。

信が消えた。でも信にGPSをつけていた蘭は康太に信が空港にいることを告げる。そして「協力して!」と康太に告げる。

康太はすぐに光に電話し、信が空港にいることを告げる。空港はどこかに旅立とうとする信、そして信を探す光、蘭、そして康太が。そして康太が信を見つけた!

驚く信…!康太は大声で言う。「行かせないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」

空港で信、光、蘭、康太の4人の様々な思いが交錯するのだった。

人が多い空港で…信を見つける康太の執着心に感服しました!そこまでは言いんです。しかし、この後のまさかのこのセリフがかなり衝撃的でした。それは「行かせないよぉぉぉぉぉぉぉ!!」まるで蘭様のようではありませんか!

蘭様が乗り移ったかのような口調に「康太、お前もか!」と噴き出した方も多いはず。

愛する人を失いたくないのは、蘭も康太も同じです。しかし、蘭の曲がってはいるものの、まっすぐすぎる思いにまさか康太がこんな形で影響されるとは驚きですよね。しかし何も口調まで蘭化しなくとも・・・。

まあ、康太のこの台詞には「夜中なのに大笑いさせてもらい、いい夢を見れた」とかなりの大好評だったようですね。いやぁ、この「奪い愛、冬」というドラマ、本当にいい仕事しますよねぇ。

※「奪い愛、冬」の過去の放送をもう一度見たいあなたはこちら
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ドラマ「奪い愛、冬」感想 6話のまとめ


人はまっすぐな人を前にすると、感化されるということについて、この「奪い愛、冬」で非常に勉強させていただきましたm(_ _)m

実はダレノガレ明美さんの演技一つにしても視聴者を感化させていたことに気が付きました。最初は「棒演技」というクレームがダレノガレ明美さんには多かったようですが、それがドラマ「奪い愛、冬」ではいい感じになっています。

最近では「あのダレノガレ明美の演技が逆にいい!」と言う意見に変わっていっています。一生懸命でまっすぐな演技が視聴者を感化したのでしょうかね。

※「棒演技」自体が「演技」なのかそれとも「素」なのかはここではあえて触れないでおきましょう。

気になるのはやたらとパールが3つ並んだ光の指輪がクローズアップされたことでしょうか。最終回は新しい命の誕生が予想されます。光の子、蘭の子、なんだかまだ一波乱ありそうで楽しみですよね。

以上、ドラマ「奪い愛、冬」の6話の感想「感化」についてでした。

※「奪い愛、冬」の過去の放送をもう一度見たいあなたはこちら

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