ドラマ 奪い愛、冬 感想 7話(最終回)

奪い愛、冬

3月3日に放送された『奪い愛、冬』の最終回…とうとう終わってしまいました。毎週楽しみにしていた『奪い愛、冬』が終わるという事実をどうしても信じられず、受け入れられず、最終話を録画したままなかなか見られませんでした。

中には私と同じように、いわゆる『奪い愛、冬』ロスに陥っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな『奪い愛、冬』の最終話ですが、最後まで見どころたくさんでしたね。

ドラマ「奪い愛、冬」最終回(7話)の感想①森山夫妻、衝撃の真実


冒頭シーンから、森山信(大谷亮平)の奥様、蘭(水野美紀)の最大の嘘が康太によって暴かれてしまいました。想像はしていたけれども、やはり蘭の足が動かないというのは嘘だったんですね。

そしてあの第5話での謎の男の正体も明らかになりました。まさか蘭とその男による狂言だったとは…言葉を失いました。足が動かないというだけではなく、あの事件そのものも嘘だったなんて驚きです。この一連の騒動に関して、康太の発言にも驚きましたね。康太もまだまだ闇の中にいるようです。

確かに、蘭は信を手に入れるために自身の人生をかけて嘘を突きとおしたわけです。その根性は確かにすごいですよね。ただ、そんな彼女をだからと言って愛せるかどうかというと…また話は別かなという気がしてしまいます。それでも蘭はそれだけ信を愛していたということなんですよね。

さて、信は信でがんを患っていることをとうとう蘭・奥川康太(三浦翔平)にも明かされました。それを知って取り乱す蘭でしたが、それにもかかわらず、”疫病神”と池内光(倉科カナ)に罵れるのはさすがですね。もう恨み心が全て光に向いているようです。

ドラマ「奪い愛、冬」最終回(7話)の感想②自分を取り戻した康太


回を増すごとに冷静さを欠き、蘭と同じく恐怖の人物になりつつあった康太でした。しかし、さすがに最終話となる今回では、冒頭シーンこそ多少怖い面もありましたが、初回の頃のような優しい面を取り戻していましたね。

信のことがあっても、やはり最初は光を忘れることなんてできない様子でした。でも、光からきっぱりとやり直すことはできないと告げられたこと、そしてもう一つのきっかけがあって、立ち直る方向に向かえたのかなと感じました。

それは、康太の元カノ・尾上礼香(ダレノガレ明美)と母・美佐(榊原郁恵)のおかげではないでしょうか。礼香がまだ康太を好きだと伝えたこと、そして母・美佐が、「自分の愛が伝わらずに苦しんでいるのは自分だけじゃない」と康太に諭したことです。

この二人のおかげで改めて自分の行動・思いを振り返り、元の康太に戻る第一歩として冷静になれたんじゃないかなと感じました。

実際、番組後半では時折意地悪な面…というか感情的な面を見せつつも、最終的には光を思った行動をとっていました。大好きな婚約者が自分のもとから離れるわけですから、きっと辛かったと思います。そのせいで多少感情的になることもあったでしょうが、信の伝言を光に伝えたり、蘭の暴走を止めるよう諭したりしていました。

最後の最後でも、康太のもとを去った光に対して、「困ったことがあったら何でも言ってね」と声をかけ、「全力で人を愛することを教えてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べました。

ドタバタ劇からしばらく後のことではありますが、こうして優しい言葉をかけられるのは自分の心を取り戻したからでしょうね。第一話で見ていたような光に向ける優しいまなざし、優しい笑顔にほっとしました。
でも、それと同時に色んな感情がわいてきました。もう乗り越えたんだなぁと安堵する気持ちと、それだけたくさん傷ついたんだろうなと同情する気持ち。そして、だからこそ、少々頼りなかった第一話から成長したんだろうなという親目線のような気持ちです。

康太は、まっすぐすぎる性格と光へのまっすぐな愛ゆえにたくさん苦しんだかと思います。おかしくなったところもありました。それを”全力で人を愛すること”と言っていいのかはわかりませんが…、康太の成長には妙な満足感に包まれました。

ドラマ「奪い愛、冬」最終回(7話)の感想 最後に


本当に、『奪い愛、冬』も終わってしまいました。最後になりましたが、光のお腹に宿した子に対して、信は「春」と名付けていましたね。愛を奪い合った冬が終わり、それぞれの心にわだかまった雪が解け、新しい季節として春が訪れたのかな…と物語の終わりを改めて感じました。

個人的には、同じく森山信の子を宿した蘭とその子を含めた新シリーズがあっても面白いかもしれない…と思いました。…『奪い愛、春』?なんだかそれだと、信の子を奪い合うようでより一層怖いですね…。

ドロキュンと呼ばれた『奪い愛、冬』ですが、個人的にはそこまでキュン要素を感じませんでした。最初の頃の三浦翔平さんくらいでしょうか。大谷亮平さんのシャワーシーンにキュンとする女性もいたんでしょうか?

全体を通して、印象的なのは、やはり水野美紀さんの演技ですね。そして三浦翔平さんも、ただかっこいいだけの役柄ではなく、今回のような役柄を演じたことで演技の幅や周囲の評価も変わったんじゃないかと思います。

あそこまでふり幅大きく演じられるとなると、今後の役柄も楽しみです。『奪い愛、冬』は終わってしまい、少し寂しい思いもありますが、まだまだこれからの演技・作品にも期待が持てますね。

以上、ドラマ「奪い愛、冬」の7話(最終回)の感想でした。

(ライター 主婦A(20代主婦))

おまけ:奪い愛、冬の最終回をもう一度見たいあなたにおすすめ情報!


さて、今回も前回までと同様に謎の主婦Aさんに「奪い愛、冬」最終回の感想を書いていただいたのですが、いかがだったでしょうか?やはり「奪い愛、冬」は最後まで見どころ満載な内容でしたよね!

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