TBSの金曜ドラマ『リバース』が4月14日の22時からスタートします。その中で今回は10年前の事件の真相に近づいて犯人を追い詰めていく元刑事でフリージャーナリストの小笠原俊雄役を演じるベテラン俳優の武田鉄矢さんに注目しました。
湊かなえさんの原作の小説は読んで嫌な気分になるミステリーで通称イヤミスと言われており、放送前から大変話題になっていますね。今回のドラマ『リバース』の中でキャストの武田鉄矢さんがキーマンになるのではないかと思い注目してみました。
ドラマ『リバース』キャストの武田鉄矢の役柄は?
10年前5人の大学ゼミの仲間、深瀬和久(藤原竜也)、浅見康介(玉森裕太)、谷原康生(市原隼人)、村井隆明(三浦貴大)、広沢由樹(小池徹平)がスノーボード旅行に行ったときに不幸にも事故が起きメンバーの一人広沢由樹が亡くなってしまいました。
そして10年経った今でも由樹の母親・広沢昌子(片平なぎさ)は息子の死を受け入られないでいました。事故当時担当刑事だった小笠原俊雄もまた、由樹の事故死に疑問を抱いていました。そこでフリージャーナリストになった小笠原俊雄に昌子は相談し、事故について調べなおしていくことになります。
一方、ゼミのメンバー4人は「事故の秘密を墓場までもっていく」と約束をしていました。明らかに事件の匂いがする由樹の事故の真実に
少しずつ近づいてくる小笠原に揺さぶられながら約束を守っていけることが出来るのでしょうか?
ドラマ「リバース」に出演の武田鉄矢のプロフィールは?
生きるというのは人に何かをもらうこと。
生きていくというのはそれをかえしていくこと。
武田鉄矢https://t.co/e7BFYBqcLM pic.twitter.com/nWGI8XDUEX— 幸せになる方法 (@siawaseninaruru) 2017年3月30日
武田鉄矢さんは昭和24年4月11日生まれで、ドラマ『リバース』がスタートする時には68歳になります。福岡県福岡市出身のO型です。趣味は読書、ゴルフ、柔道です。
1971年に千葉一臣さん、中牟田俊男さんと共に「海援隊」を結成しました。1972年にはアルバム「海援隊がいく」でデビューし拠点としていた博多から東京へ上京し活動することとなりました。そして、1973年には大ヒット「母に捧げるバラード」をリリースし1974年にはNHK紅白歌合戦に初出場していますね。
1979年から武田鉄矢さんの代表作で大ヒットドラマの「3年B組金八先生」が始まり主題歌の「贈る言葉」は今でも名曲として歌い継がれるようになりました。
そんな海援隊も1982年には解散し、メンバーそれぞれがソロ活動をしていくことになりました。武田鉄矢さんは映画やドラマでの俳優業に力を入れラジオや著書でも活躍するようになっていますね。
ちなみに海援隊は1994年に再結成され音楽活動もされています。「3年B組金八先生」の主題歌「まっすぐの唄」「初恋のいた場所」などもリリースし、全国ツアーもしているんですよね。
武田鉄矢の過去の主なドラマ・映画出演作は?
武田鉄矢の役者魂がスゴイww pic.twitter.com/GUheC70vr2◎
— 絶対に笑ってはいけない面白動画 (@qusaxutukat) 2017年3月30日
ここでもう少し「俳優・武田鉄矢」について掘り下げてみましょう。
武田鉄矢さんの俳優デビューは1977年山田洋次監督の大ヒット映画「幸せの黄色いハンカチ」です。実はこのとき、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞しており、まさに武田鉄矢さんにとっては輝かしいデビュー作となりました。
そして、何と言っても忘れてはいけないのは1979年からの代表作「3年B組金八先生」ですよね。今ではあまり見なくなりましたが、このときの熱血教師がもはや定番となっていますよね。金八先生といえば当時は若手の登竜門と言われるほどの作品でした。
当時生徒役で出演していたのが、近藤真彦さんや三原じゅんこさん、それに杉田かおるさんです。他にも金八先生からはその後活躍されるスターを何人も輩出しました。今で言えば、「ごくせん」のような作品とも言えるでしょうか。
例えば、2001年の第6シリーズでは上戸彩さん、中尾明慶さんそれに平愛梨さんなども出演されていました。その後の2004年の第7シリーズでは濱田岳さん、福田沙紀さん、八乙女光さん、黒川智花さんと若手でも実力俳優、女優さんも出演していたんですね。
金八先生はキャストだけではなく、ドラマの内容も時代に沿った問題を取り上げており笑いあり涙ありの作品になったと思います。
そんな金八先生では「学校の先生」というイメージが非常に強い武田鉄矢さんですが、実は時代劇から現代劇、舞台までなんでもこなします。そんな中私の印象深い役が2010年に放送された「ストロベリーナイト」シリーズです。
このドラマでは武田鉄矢さんは主役の姫川玲子(竹内結子さん)と対立していた刑事・勝俣健作を演じていました。この勝俣刑事ですが、本当に「嫌な人」です。金八先生の優しくて熱い先生をイメージしてみるとその「悪い人」にかなりショックを受けること間違いありません。
ちなみに今回のリバースで武田鉄矢さんが演じる小笠原俊雄も元刑事なわけですが、過去の出演作を振り返ってみると「ストロベリーナイト」での刑事よりも「白夜行」の刑事役に近いかもしれません。
「白夜行」は2006年に放送された東野圭吾さん原作のドラマで山田孝之さんと綾瀬はるかさんが主演でした。白夜行で武田鉄矢さんが演じたのは元刑事で探偵の笹垣潤三です。ドラマでは笹垣は山田孝之さんが演じる桐原亮司と綾瀬はるかさんが演じる唐沢雪穂が起こした子供のころの悲しい事件を調べていき、二人を追い詰めていいきます。
白夜行では笹垣はいつも亮司と雪穂を見張っていて、二人は笹垣の視線に怯えて過ごしていました。ドラマ「リバース」の小笠原は何となく「白夜行」の笹垣に似た感じで、やはり武田鉄矢さんの存在感、独特の雰囲気でゼミのメンバーを追い詰めていくことになるんでしょうかね。
このあたりは見どころの一つなのではないかと感じます。実は水戸黄門では6代目水戸光圀を演じることになった武田鉄矢さん。ドラマ「リバース」はもちろんのことですが、武田鉄矢さん自身の俳優としての今後の活躍も要注目ですよね。
ドラマ「リバース」のキャスト・武田鉄矢のまとめ
「 武田鉄矢今朝の三枚おろし」ファンの貴方へ!
鉄矢さんの新刊はいってます(・ω・)/「 人間力を高める読書法 」
1996年に発行された「今朝の三おろし」も所蔵ありです。セットで借りるのもオススメですよ! トン!トン!トン!トン!////// pic.twitter.com/NcZackvJTw— 沖縄県立図書館 (@OkinawaPrefLib) 2017年3月30日
金曜ドラマ『リバース』はキャストも豪華で藤原竜也さんを筆頭に人気の俳優陣が演じるゼミのメンバーを大御所の武田鉄矢さんが演じる小笠原俊雄がどのように近づき追い詰めていくのか?というところが見どころの一つでしょう。
武田鉄矢さんが演じる小笠原俊雄のネチネチとしつこい感じの鋭い視線が今から目に浮かんできます。まずは14日のドラマ「リバース」の放送開始を今から楽しみにしたいと思います。
以上、ドラマ「リバース」のキャストの武田鉄矢さんについてでした。最後までご覧いただきありがとうございます!
コメント