秋山篤蔵のパリでの料理修行。
話数自体は7-8とわずか2話でしたが、
期間は3年でした。
そう考えると実はドラマ上の設定期間自体は一番長いのではないでしょうか?
ちなみに篤蔵のパリ生活で重要な役割を果たしていたのはこの2人でしたよね。
松井新太郎(桐谷健太) | 篤蔵の華族会館時代の元見習い仲間。 今は華族会館を辞め、画家を目指しているらしい。 |
フランソワーズ(サフィラ・ヴァン・ドーン) | 歌手志望のフランス人女性。 3年間の篤蔵との生活のすえ、日本語もかなり上達している。 |
物語の舞台はパリから日本に移ったことで、
この2人が再び登場する可能性は低いのではないかと考えられます。
そこで、この2人のその後について歴代の天皇の料理番の内容から確認したいと思います。
新太郎とフランソワーズは実在しない!?
少なくとも史実上ではこの2人は登場していません。
ということは、原作の「天皇の料理番」の架空の人物ということになります。
ちなみに原作では松井新太郎ではなく、矢島新太郎でした。
また、フランソワーズも歌手志望の女性というのが今回のドラマの設定でしたが、
実は原作そして1980年版ドラマでは娼婦という設定だったんです。
そのため、篤蔵とも同居していません。
また、きっかけは新太郎と夜の街に繰り出した際に知り合ったとのことです。
篤蔵帰国後に新太郎は画家として成功した!?
今回のドラマではフランスへの資金を茅野(芦名星)に出してもらったという負い目から
フランスで画家として成功するまで帰国できないと新太郎は考えていました。
そのため、篤蔵が帰国しても新太郎はパリに残ることにします。
しかし、歴代の天皇の料理番を見たところでは
残念ながらフランスでは画家として成功しなかった
ようです。
新太郎が篤蔵達につぶやいた台詞
パリは何年経ってもオイラに冷たいよ。
という現実は変えられなかったということでしょうか。
結局第2次世界大戦後に日本に帰ることになった新太郎。
しかし、日本で開いた画廊がそれなりに成功し、まずは一安心といったところでしょうか。
実は新太郎とフランソワーズは!?
新太郎と同様、パリに残ることとなったフランソワーズ。
やはり歌手の夢を捨てることができなかったようです。
篤蔵も料理人の夢を追っている以上、
これを止めることはできなかったわけですね。
まあ、篤蔵にとってはかなりのショックだったようですが、
こればっかりは仕方がないでしょうね。
ところで歴代天皇の料理番を確認したところ、
お互いパリに残った新太郎とフランソワーズはなんと結婚していました。
しかし、その後しばらくしてフランソワーズは亡くなってしまうようです。
画家としても成功せず、最愛の妻フランソワーズを亡くした新太郎は
失意のまま日本に帰国する、というちょっと悲しい結末だったんですね。
であれば、今回のドラマでも後に篤蔵が日本で新太郎と再会する可能性もあります。
しかし、篤蔵はフランソワーズとはやはり二度と会うことはできないんですかね。
まあ、帰国する際に新太郎がくれた絵の中で
永遠にフランソワーズが生きている、
ということなんでしょうか。
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